笑わないのは何か問題があるから?

児童館などへ足を運ぶようになると、他の赤ちゃんとの違いが何かと気になってきます。「うちの子はあんなに笑ったり反応したりしないけど…」と不安になる人もいることでしょう。笑顔を見せてくれないのには何か問題があるのでしょうか。
発達には個人差がある
赤ちゃんも人間なので、持っている個性はさまざまです。どんな相手にも反応してしまう笑い上戸な赤ちゃんもいれば、人見知りで知らない人を目の前にすると全身固まってしまう赤ちゃんもいます。
また体の発達も個々で違ってくるため、顔の筋肉の使い方がまだよくわからず表情を変えにくいのかもしれません。
大人でもよく笑う人もいれば、ポーカーフェイスを崩さない人もいます。あまり笑わないというのもその子の性格として捉えてあげましょう。
心配ならかかりつけ医に相談
自分の子どもの様子が他の子と違うことが気になって仕方ないと感じる親はたくさんいます。
笑顔が少ないのではなく、話しかけたりあやしたりしてもあまり反応を示さないなど、「個性の違い」という一言で片付けられなさそうであれば医師に相談してみましょう。
親の感情は子どもへ自然と伝染するものです。専門家からのアドバイスを受けつつ、なるべく穏やかに笑顔で過ごせるようにしましょう。
まとめ
生まれたての時期に見られる奇跡的な笑顔は親に反応してるのではなく、あくびなどの生理現象と一緒です。しかし、授乳後の安心して眠っているときによく見られることから、心の満足感の表れではともいわれています。
成長とともに表情も豊かになって、大好きなママやパパの真似をしたり、反応を見たりして赤ちゃんは笑うことを覚えていきます。まずは親からたくさん笑顔を見せてあげることが大切といえます。
