産休前の挨拶の仕方。社内と社外への挨拶のタイミングや内容は?

産休前の挨拶の仕方。社内と社外への挨拶のタイミングや内容は?

社外向けの挨拶の仕方

取引先には、できれば「対面」で挨拶することをおすすめします。とはいえ、複数のお客様との取引がある場合、ちょうどよく仕事する機会がない限り、全員に挨拶してまわるのは現実的とはいえません。そこで、社外向けに失礼のない挨拶メールの書き方を会得しておきましょう。

内容のポイント

取引先など社外の人への挨拶には、「最終出社日」と「後任となる社員の紹介」を入れておきましょう。この2点は、会社間のスムーズな引き継ぎに欠かせない情報です。

引き継ぎと後任のフォローをスムーズにできる人は、「できる社員」としての評価が高くなります。反対に、引き継ぎをおろそかにすれば、その分仕事のチャンスは減るかもしれません。

復帰に関しては必須ではありませんが、復帰後にまた一緒に仕事する可能性を考えてひと言添えておいてもよいでしょう。

メールの挨拶例文

「平素より大変お世話になっております。○○社○○です。このたび、○月○日より出産休暇を取得させていただくこととなりました。休暇中の業務に関しましては、○○部○○課○○が後任となります。

本来であれば直接ご挨拶に向かうべきところ、メールでお伝えすることになってしまい申し訳ございません。今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。」

自分の署名の前に、「後任者の部署」「電話番号」「メールアドレス」を入れておきましょう。

挨拶時に配るお菓子の選び方

挨拶にお菓子を添えると、より丁寧さがアップします。しかし、お菓子選びを間違えると、かえって「気の利かない人」と思われてしまうかもしれません。最後に、社内外で共通の、喜ばれるお菓子の選び方について紹介します。

日持ちするもの

会社に持っていくお菓子は、基本的に「日持ちするもの」が好まれます。賞味期限まで余裕のあるものなら、休みを取っている人や出張に出ている人がいても、さほど日程を気にせずに済むためです。

日持ちする代表的なお菓子には、クッキーやラスク、マドレーヌといった「焼き菓子」などがあります。夏場なら、小ぶりな「ゼリー」なども喜ばれるでしょう

個包装になっているもの

よほどのこだわりがない限り「個包装されているもの」を選びましょう。会社に渡された手土産は、誰かが代表してデスクに配って回るか、食堂やリフレッシュルームに置いて個別に持っていってもらうことがほとんどです。

そのため、切り分けるタイプの手土産は、配る人に手間をかけてしまいがちです。休憩中につまめるように、「粉が飛び散ったり手を汚したりしないもの」であることも考慮に入れましょう。

少人数ならちょっと高級なものを

個包装の数が少ないと、お菓子が安っぽく見えてしまいます。配る人数が少ないのであれば、1人にかける予算を少し上げて「高級なお菓子」を選ぶとよいでしょう。

賞味期限が長めのプチケーキやガトーショコラ、ドライフルーツなどもおすすめです。和風であれば、ようかんや和三盆スイーツなども候補に入れてみてはいかがでしょうか?