どんなことをするの?

二分の一成人式では、具体的にどんなことをするのでしょうか?体育館もしくはクラスごとに集まって行う、保護者参加型のケースが主流です。入学式や成人式のようなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
実際、そこまで堅い内容ではないものの、二分の一成人式ではきちんとしたプログラムが用意されることがほとんどです。
将来の夢を発表する
二分の一成人式は子どもたちにとって人生の節目であり、「将来の夢や抱負を発表する時間」が設けられています。
普段は照れくさかったり、あまり真剣に考えていなかったりする子どもでも、改めて自分の人生を見つめ直すよい機会となるのです。
作文を読み上げるものや漢字1文字で思いを表現するもの、写真や動画をスクリーンで映し出す映像形式のものなど、様々なスタイルがあります。
小さな子どもにとっては緊張する場ですが、友だち同士で励まし合って乗り切る様子も見られるなど、子どもの成長を実感できるプログラムです。
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子どもたちの合唱
子どもたちの合唱は学校行事の定番であり、参加者みんなで楽しめます。多くの学校で採用されている曲「10才のありがとう」は、家族や友だちへの感謝や10年生きてきたことへの感慨が込められた曲で、二分の一成人式にぴったりです。
発表のときにはビデオカメラで記録しておけば、将来家族で見返せる大切な思い出になるでしょう。合唱のほか、朗読会や劇などの出しものを採用している学校もあります。
保護者から子どもへの手紙
「保護者から子どもに成長を祝う手紙を贈る」というプログラムも、二分の一成人式で行われる定番です。子どもに対する愛情を言葉にして伝えられるため、子どもにとって大きな思い出となるでしょう。
反対に、「子どもから両親に対して手紙を渡す」こともあります。子どもたちも二分の一成人式のプログラムという形であれば、普段照れくさくてなかなか言葉にできなかった感謝の気持ちを素直に手紙にできるようです。あとから見返しても感慨深いものがあり、親子双方にとって宝物になるでしょう。
記念撮影をする
二分の一成人式の最後には、子どもたち全員で集まって「記念撮影」をすることがほとんどです。学年全体で撮影することもあれば、クラス単位で撮影することもあります。なかには、保護者と一緒に撮影してくれる学校もあるでしょう。
クラスによっては校庭や校舎の前で記念撮影し、「成人式を迎えたらまたこの場所で写真を撮ろう」と約束するような微笑ましいシーンもあるようです。
学校での記念撮影が終わったら、ママ・パパと個別に「写真スタジオ」で記念撮影したり、卒園した幼稚園や入学式のときと同じように「校門前」で撮影したりするのもよいでしょう。
子どもと保護者の服装

二分の一成人式は学校行事であるため、参加するからには服装が気になります。学校の校風や決まりにもよりますが、ここでは二分の一成人式に参加するときの一般的な服装についてチェックしておきましょう。子どもと保護者、両方の服装を解説します。
指定がなければ普段着でOK
二分の一成人式は、入学式や卒業式のようなフォーマルなイベントではないため、学校指定がなければ親子とも普段着で問題ありません。
とはいえ、親子にとって大切な節目となるイベントであることに変わりはないため、大人は常識的な服装で参加しましょう。
派手過ぎずラフすぎず、「大人の上品さ」を感じさせる服装がおすすめです。「授業参観」のイメージが理想でしょう。
ただし、学校によっては親子ともにきちんとした「正装」を指定するところもあります。この場合は、入学式や卒業式と同じような服装を用意すればOKです。
スタジオで写真撮影するなら正装で
フォトスタジオでの写真撮影を予定しているなら、正装を用意しましょう。近年では子どもの通う学校で二分の一成人式がない代わりに、家庭で行うというところも増えています。
フォトスタジオでプロのカメラマンに撮影してもらうと、とてもきれいな写真が残せるでしょう。フォトスタジオでも、「二分の一成人式」のためのコースが用意されているところが増えてきています。
「成人式」と名が付くだけあって、子ども用の着物や袴、ヘアセットが衣装として準備されているとこともあるようです。洋装ならドレスやタキシードにしてもよいでしょう。ママ・パパもスーツやドレスで決めれば、親子にとって思い出の写真になります。
