2歳児の発達と成長。イヤイヤ期のトイレトレーニングや遊びのコツ

2歳児の発達と成長。イヤイヤ期のトイレトレーニングや遊びのコツ

生活習慣の変化もチェックしよう

器用に体が動かせるようになり自我が芽生え始めると、生活の仕方もだんだんと大人に近づいてきます。多くのママが「1歳のころと変わった」と感じる、2歳児の生活習慣の変化について見ていきましょう。

食べ物の好き嫌いがはっきりする

心の成長とともに、様々なものに対して「これは好き」「これは嫌い」と自分の好みを自覚していきます。この変化は味覚に対しても表れるため、今までなかった好き嫌いも主張し出すでしょう。

このようなときは、無理矢理食べさせるよりも「おいしいなあ!」とパクパク食べる様子を見せてあげる方がおすすめです。子どもが手をつけなくても食卓に並べておけば、やがて「食べてみようかな?」と興味がわいてくるかもしれません。

トイレトレーニングの開始

トイレトレーニング開始の目安は、「簡単な言葉を理解し、うん・いやと受け答えができるようになること」とされています。1歳後半から返事をする兆候が出てくるため、2歳でトレーニングを開始する家庭が多いようです。

とはいえ、子どもの心や体の準備が整っていないうちは、無理に進めなくてもかまいません。「インターバルを置いて試してみたら、驚くほどスムーズにトレーニングが完了した」というケースもあります。

トイレトレーニング…苦戦してます。 -2歳10ヶ月の息子が、ただ今、- 子育て | 教えて!goo

おすすめの遊びはある?

2歳児を抱えるママは、たいてい夕方にはクタクタになっています。夜にはできる限り早く寝かしつけを済ませてしまいたくなるでしょう。たとえ雨の日であっても2歳児を満足させ、底なしに思える体力を発散させる室内遊びを紹介します。

2歳児を抱えるママは、たいてい夕方にはクタクタになっています。夜にはできる限り早く寝かしつけを済ませてしまいたくなるでしょう。たとえ雨の日であっても2歳児を満足させ、底なしに思える体力を発散させる室内遊びを紹介します。

体を動かす運動遊び

たたんだ布団やソファーにマットレスを立てかければ、家の中で「すべり台遊び」ができます。小さな体だとてっぺんまで登るのもひと苦労なため、夢中で遊ぶうちに汗だくです。

仰向けに寝たママのすねに子どもを乗せる「ゆらゆら遊び」も楽しいでしょう。ひざを胸元に引き寄せるようにしして、子どもを前後に揺らす遊びです。

ときどき足を浮かせたまま空中でひざを伸ばすと、落ちてしまいそうなスリルに大興奮します。子どもの体幹もママの腹筋も鍛えられる、一石二鳥の遊びです。持ち上げる際は、子どもの両脇の下にしっかり両手を入れて固定しましょう。

作って遊べる工作遊び

トイレットペーパーの芯や紙コップなどを使って、「人形作り」をしてみましょう。折り紙・布の切れ端・カラーモールを貼りつけて手足や洋服にすると、カラフルに仕上がります。自分で作ったお友だちと一緒なら、食事やトイレトレーニングも頑張れるかもしれません。

時間と場所を決めて行う「新聞紙遊び」もおすすめです。散らかしてもよいスペースを用意して、新聞紙を好きなようにビリビリ破きます。破り終わったら、今度はギュっと丸めてボールを作りましょう。

全部丸め終わったら、ゴールに見立てた箱に向かって投げ入れて遊びます。遊びながら片付けまでできるため、散らかしてもストレスになりにくいでしょう。