幼稚園面接に適した服装とは?親と子の選び方のポイントと持ち物も

幼稚園面接に適した服装とは?親と子の選び方のポイントと持ち物も

幼稚園の面接は、教育方針や子どもの個性などが園と合っているかどうかを確認する場です。親子でふさわしい服装に着替え、忘れ物がないように気を付けて当日に臨みましょう。幼稚園面接におすすめの服装と注意すべきポイント、持参物を解説します。

幼稚園ではなぜ面接が行われるの?

子どもがまだ小さなころから、よりよい環境を与えてあげたいと思うのは親として当然の発想です。幼稚園選びに力を入れるママ・パパも多いでしょう。

ところで、幼稚園がなぜ入園前に面接を行うのか、意識して考えたことはあるでしょうか?実は面接を行うことは幼稚園側だけでなく、入園する子どもとそのママ・パパのためでもあるということを知っておきましょう。

主な目的

幼稚園で面接が行われる理由は、幼稚園と子どもが合っているかを確認するためです。園の掲げる教育方針と家庭の教育方針が噛み合うかどうかのほか、子どもの個性や成長度合いを見抜いて、園になじめるかを判断する意味合いもあります。

また、幼稚園面接というと子どもだけのものだと考えがちですが、園はその親に対しても目を向けているのです。

親が園の教育方針や用意する環境に納得しているか、自分の子どものことをどれだけ理解しているかを面接で判断されています。さらに、何かトラブルが生じたときにモンスターペアレンツ化しないかなど、親の人格部分もチェックされているのです。

地域の幼稚園の場合

幼稚園面接では、親子ともにしっかりと準備していきましょう。とくに服装は、面接官の第一印象を決める大切なポイントです。家族それぞれ、どんな服装が適しているのかを事前におさえておくとよいでしょう。

面接する幼稚園によって、適した服装は異なります。まずは地域の幼稚園面接にふさわしい服装をチェックしておきましょう。

母親の服装

地域の幼稚園は面接で合否が決まるわけではないため、あまり気合の入ったスーツを用意する必要はありません。堅苦しく考えず、対面した人に好感を持たれるような自然体の服装で面接に臨みましょう。

シンプルなワンピースや、カットソーとパンツにジャケットの組み合わせ、淡い色のニットとスカートなど、きれいめにまとまったコーディネートがおすすめです。親子で色味を揃えると、センス良く見えるでしょう。

父親の服装

父親の服装は、普段ビジネスシーンで着用するスーツでも構いませんが、もう少し肩の力を抜いてもよいでしょう。ワイシャツ・ポロシャツにジャケット、チノパンといった組み合わせでオフィスカジュアルに統一するのもおすすめです。

スーツは着こなしのアレンジがなかなか難しいものですが、子どもや母親と色合いを統一したり、ネクタイをスーツと同系色にしたりする工夫もあります。

子どもの服装

子どもの服装によって、両親の常識や感覚を判断されることがあるため注意しましょう。子どもの服装もカジュアルな普段着で構いませんが、清潔感があり人前に出しても恥ずかしくない恰好をさせましょう。

女の子ならワンピース、男の子なら襟付きシャツに半ズボンという子どもらしい服装がおすすめです。高級な服である必要はありませんが、少し品を感じられるものであれば面接官にプラスの印象を与えられるでしょう。