嫁姑問題のあるある

嫁姑問題はどの家庭にも起こり得る問題です。自分だけが苦しんでいるわけではないと思えば、乗り越えられるのではないでしょうか。世間では、どんな嫁姑問題に悩まされている人が多いのか、見ていきましょう。
他の家族との態度の違い
嫁姑問題が深刻な場合、「そんな扱いされることある?」と思ってしまうほど、他の家族と態度に差を付けられることがあります。例えば、「嫁にだけ理不尽な労働を命じられる」「存在を無視される」などのケースです。
家族みんなでやればすぐ終わるのに、嫁にだけ草むしりや雪かきなどの重労働が命じられると、うんざりします。他の家族が助け舟を出してくれない場合、さらにつらい思いをするでしょう。
「自分の分だけ食事の用意がない」など、家族の一員ではないかのように無視されることで、傷ついてしまう嫁もいます。面と向かって嫌味を言われなくても、精神的に参ってしまうケースもあるのです。
連絡のない急な訪問
事前に何の連絡もせず、突如訪問する姑に悩まされることもあります。急な来客があると、その日の予定が変わってしまうので、イライラしてしまうのはあたりまえです。
散らかっているときに限ってやって来て、姑に「もっと家の中を整頓しないと」などと、文句を言われると、嫁は怒りに燃えてしまうのではないでしょうか。
姑は「家族なのだから、連絡しなくても大丈夫」と、思っているのかもしれませんが、近すぎる距離感を迷惑に感じる嫁は少なくありません。また、連絡するしないにかかわらず、あまりに頻繁すぎる来訪は考えものです。
家事や育児に対する嫌味
家事や育児のやり方が姑の気に入らない場合、壮絶な嫌味やお小言を言ってくることがあります。「食器の汚れが落ちていない」「掃除のやり方がなってない」など、お小言が多い姑にはうんざりするでしょう。
自分へのお小言は許せても「あなたのお母さんは、お茶の入れ方も教えてくれなかったの?」など、家族を巻き込んだ嫌味を言われると、許せないと感じる嫁は少なくありません。
なぜ姑とうまくいかない?

何事も、うまくいかない理由が分かれば、改善の糸口が見えてきます。嫁と姑の関係が、うまくいっていないときに考えられる理由を見ていきましょう。
生活習慣や価値観の違い
同じ地域で暮らしていたとしても、各家庭によってびっくりするほど、習慣や考え方が違うことがあります。「朝食は必ず和食」「洗濯物は外に干さない」など、家によって独特なルールがある場合があるでしょう。
うちとよそは違うと考えられればよいのですが、違いを認めず自分のルールに従うべきという意見を通そうとすると、衝突が起きやすくなります。
家族の中で、姑の力関係が強い場合、嫁に対する言動がエスカレートしやすいでしょう。舅や夫は「お母さんは、そういう人だから」と思って、問題にしないことが大半です。
子離れができていない
子煩悩すぎるタイプの姑は、自分の大切な息子が自分の思い通りにならないことが、嫁のせいだと思い込み、嫁に対して「嫉妬心」や「イラ立ち」を感じることがあるようです。
精神的に自立した人なら、子どもが自分の家庭を築いたことに、一抹の寂しさを感じつつも適度な距離を保とうとするものです。しかし、子離れできていないと距離感を見失ってしまい、嫁を戸惑わせるでしょう。
息子の存在が生きがいになってしまっている姑は、嫁を「自分から息子を奪った憎い人物」として見てしまうのです。内心は自分が必要とされなくなってしまったことに対し、焦りや寂しさを感じているかもしれません。
