家事や育児に対する嫌味…「嫁姑問題あるある」に解決法はある?

家事や育児に対する嫌味…「嫁姑問題あるある」に解決法はある?

姑とうまく付き合うには

(出典) photo-ac.com

嫁と姑の関係が悪いと、家庭内の雰囲気がギスギスしたり、暗くなったりしてしまいます。波風を立てずにやっていくにこしたことはありません。姑とうまく付き合うためのコツを見ていきましょう。

会話は受け流して

「絶対に許せない」と思うこと以外は、軽く受け流すことがおすすめです。うまくいかないときは、夫の母親とはいっても、所詮は他人だと考えましょう。

嫁の立場に対し、理解を示してくれるはずだと思っていると、理想との違いにがっかりしてしまいます。家事や育児に対して何か嫌味を言われたとしても「へー、そうなんですか」と、気楽に受け答えをするとよいでしょう。

嫌味に対して嫌味で返すと収拾がつかなくなってしまうので、うまく付き合いたいと考えているなら得策ではありません。話半分に聞き、まともに相手にしてはいけないと考えましょう。

物理的に距離を取る

姑に耐えかねている場合や、うまく付き合いたいのに衝突してしまう場合は、会う機会が多すぎてはいないでしょうか。気が合わない場合、顔を合わせる機会が多いと衝突が増えるでしょう。

できるだけ会わないようにすれば、ぶつかりようがありません。仲良くしようと考えるよりも、関係を維持することだけを意識すると、ほどよい距離を取りやすくなります。

近所に住んでいると顔を合わせないのは難しいかもしれませんが、断ることが難しいときは「他の予定」を入れて、会わないようにする工夫をしてみましょう。

夫の協力が不可欠

夫に協力を求めることは、姑とうまくやるための第一歩です。しかし、「夫は妻の味方のはず」という考えを押し付けすぎれば、夫は居心地が悪くなってしまいます。

「自分の母親の味方をするな」と言われると、悲しい気持ちになるものです。姑に対して困っていることをできるだけ客観的に説明すると、夫は状況が分かりやすくなります。

夫にうまく間に入ってもらい「我が家はこういうルールだから、うちに来る場合は守って」というように、説明してもらうことがおすすめです。

同居をしている場合はどうする?

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別居でも快適な距離を保つのがなかなか難しい嫁姑ですが、同じ家で暮らしている場合、何かしらの不和は生じるでしょう。表面上はうまくいっているように見える家庭でも、内情を知って驚くことがあります。うまく同居生活を送るために、実践したいことを見ていきましょう。

我慢せず気持ちを伝えて

同居をしている場合は、嫌でも顔を合わせなければならない状況です。明らかな嫌がらせを受けている場合、我慢せずに思っていることを伝えるようにしましょう。

姑に対し言いたいことを押し殺す嫁は少なくありませんが、我慢しすぎると姑が嫁に対して「何も言い返してこないから平気」と考え、嫌がらせがエスカレートするかもしれません。

悪気なく、あれこれ指示したり批判的なことを言ったりしている姑は、自分も姑にいびられてきた経験があり「これくらいは大丈夫」と思っているケースもあります。我慢の限界が来る前に、率直な気持ちを伝えましょう。

いいところを探してみる

同居をしていると距離が近すぎるために、いいところが見えなくなってしまうことがあります。少々距離を置いて眺めてみると、いいところが見つかるかもしれません。

関係が険悪になっているときは難しいですが、気持ちが静まってきたら「愛する人を生んで育ててくれた人」という事実を忘れず、接するようにしましょう。

家族との思い出や、子どもたちが小さかったころの苦労話などを聞く機会を持つと、姑に対して感謝の気持ちや愛情を感じやすくなります。

家事や育児のやり方に対して、嫌味ばかり言ってくるタイプの姑は、自分の話を聞いてほしいだけという場合もあるので、嫁が話を聞いてくれることが分かれば、態度が変化するきっかけになるでしょう。