赤ちゃんをぐっすり寝かす方法

赤ちゃんをぐっすり寝かす方法

「赤ちゃんは寝るのが仕事」とは言いますが、なかなか寝てくれなかったり、寝てもすぐに起きてしまうのが現実…。早く寝かせるコツってあるの?「入眠儀式」って?ツライ夜泣きに対策はあるの?…などなど、ママがよく悩む「赤ちゃんの睡眠」にまつわる疑問を見ていきます。

夜、赤ちゃんを早く寝かせるコツ

赤ちゃんとの生活の中で一番の悩みは、夜の睡眠についてですよね。なかなか眠ってもらえず、気が付くと深夜、赤ちゃんが眠ってからやろうと思っていた家事ができない!ということもあるかと思います。赤ちゃんを早い時間に寝かせるコツとはなんでしょう?

規則正しい生活習慣を作る

朝は7時くらいまでには起こしてあげましょう。朝起きる時間が遅いと、どうしても夜眠る時間も遅くなってしまいがちです。お昼寝は午前中に1回、午後1回と決め、できれば午後の昼寝はあまり遅い時間にならないように。夜は7~8時には必ず布団に入るという風に習慣を作ると体が慣れて、夜もスムーズに眠ってくれるようになります。

昼間はたっぷり遊ばせる

月齢や年齢が上がるにつれ、体力が余っていると夜なかなか寝付かないということもあります。昼間はできるだけ散歩に出たり、室内であっても十分に遊ばせてあげましょう。ただし、昼間に興奮しすぎるとかえって眠れなくなることもあるので注意してくださいね。

眠る前に強い刺激を与えない

食事や入浴、テレビなどは赤ちゃんにとって実は興奮材料。食事や入浴はできるだけ早い時間にすませて、眠る前のテレビは避けましょう。布団に入って絵本を読む、子守唄を歌うなど赤ちゃんがリラックスできる環境を作りましょう。

この他にも、部屋の明るさや室外の音、部屋や布団が暑いということも、赤ちゃんの入眠を妨げる原因になっていることがあります。その点も合わせて注意してあげてくださいね。

上手に寝かしつける「入眠儀式」って?

毎日の寝かしつけ、苦戦されているママも多いかもしれませんね。こちらが焦れば焦るほど、赤ちゃんが全く眠らない、なんていうこともありますよね。そんなときは、お休み前に「入眠儀式」を行ってみるのはどうでしょう?スムーズに眠ってくれるようになるかもしれませんよ。

「入眠儀式」とはなんでしょう?

「儀式」といっても、特別難しいことをする訳ではありません。赤ちゃんに「ああ、これから眠る時間なんだな」ということを理解させ、眠りに誘いやすくする習慣的な行為のことです。入浴後、ミルクなどを飲ませて、赤ちゃんがリラックスした状態で始めます。始める前に、テレビを見る、パパと遊ぶなど興奮しやすいことは避けましょう。

5つのおすすめ「入眠儀式」

1.絵本を読む
布団に入ってから、落ち着いた内容の絵本を読んであげましょう。

2.子守唄を歌う
赤ちゃんのお気に入りの歌で、できればゆったりとしたリズムのものがおすすめです。ママの声で安心感も得られます。

3.背中をトントンする、優しくさする
マッサージ効果もあり、赤ちゃんがよりリラックスできます。

4.お気に入りのぬいぐるみやタオルと寝かせる
夜中に目が覚めてしまっても、ぬいぐるみやタオルがあれば、安心して再び眠りにつくことができます。

5.おやすみツアーをする
少し大きくなってからは、家中のものに「おやすみ」の挨拶をしてから布団に入るという方法もおすすめです。

いずれの場合も、できる限り同じ時間に同じ手順で行います。小さいうちから、入眠儀式を習慣付けておくと、大きくなってからも寝かしつけがぐっと楽になりますよ。