「マイクポップコーン」新商品は室町時代の調味料がヒントになった!?

「マイクポップコーン」新商品は室町時代の調味料がヒントになった!?

カルビーの「かっぱえびせん」や山芳製菓の「わさビーフ」、やおきんの「キャベツ太郎」など、ロングセラーのスナック菓子は数多くありますよね。ポップコーンなら「マイクポップコーン バターしょうゆ味」を思い浮かべる方が多いと思いますが、最近「バターしょうゆ味」超えを狙った新商品が発売されたのです。

「マイクポップコーン オリジナル 極みだし味」

「チートス」や「ドラゴンポテト」など、さまざまなスナック菓子を手がけるジャパンフリトレーは2022年8月29日(月)に、「マイクポップコーン」ブランド65年の集大成として、「バターしょうゆ味」に続く新たな定番商品「マイクポップコーン オリジナル 極みだし味」(オープン価格)を発売しました。

「マイクポップコーン」新商品は室町時代の調味料がヒントになった!?

構想3年を経て、大人気フレーバーの「バターしょうゆ味」超えに挑み開発された同商品は、日本で醤油が使われる以前より親しまれていた“煎り酒”をヒントに考案。日本人好みの“「塩味とうま味」の絶妙な黄金比”に仕上げ、食べ始めたらとまらない連食性を追求したのだとか。

塩味、うま味、酸味の絶妙な味わい

室町時代に使われていた、梅干しと鰹節を日本酒で煮詰めた日本古来の調味料“煎り酒”をヒントに開発された「オリジナル 極みだし味」は、塩味、うま味、酸味による味の三段活用で食べ飽きない味を実現しているらしいんですが、マジで本当にこれ!!

「マイクポップコーン」新商品は室町時代の調味料がヒントになった!?

同商品を食べると、最初に感じるのは岩塩の塩の味です。そのあとに鰹節と酒のうまみや香ばしさが口の中に広がって、最後にふわっと梅の酸味がやってきてすっきりとしたあと味に仕上がっています。

「マイクポップコーン」新商品は室町時代の調味料がヒントになった!?
「マイクポップコーン」新商品は室町時代の調味料がヒントになった!?

たった1粒のポップコーンで、塩味、うま味、酸味の味の変化が楽しめるため、本当に食べ飽きるということがなく、筆者はいっきに1袋を完食してしまいました。これは冗談抜きで「バターしょうゆ味」を超える可能性がある商品ではないでしょうか。めっちゃうまいのでおすすめです。

「マイクポップコーン」新商品は室町時代の調味料がヒントになった!?

ちなみに、1袋に食物繊維5.0g含有。レタス約2個分の食物繊維をおいしく摂れるのもうれしいポイントですね。
(文・撮影:奈古善晴/オルメカ)

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奈古善晴

オルメカ

約10年の自動車業界経験を持ち、中古自動車査定士の資格を取得。アートディレクターとして、ウェブサイト制作や広告運用に従事。編集プロダクションへ転職後、編集者・ライターとして「editeur」「SUUMOジャーナル」「R25」など多岐にわたるメディアに寄稿。現在はフリーランスとして、コンビニ・ファストフード・メーカー関連の新商品レビューを中心に年間1000本以上執筆。