
スポーツとサブカルチャーを背景に持つ英国発のファッションブランド「FRED PERRY(フレッドペリー)」が、9月21日(日)、名古屋・栄に国内3店舗目となる路面旗艦店「FRED PERRY SHOP NAGOYA」をオープンする。東京・神宮前、大阪・堀江に続く日本で3番目の旗艦店として、販売の場を超えた“ブランドを体験できる空間”を目指す。
イギリスを代表するファッションブランド
1952年にウィンブルドンのトリプルチャンピオン、フレデリックジョン・ペリーによって設立され、それ以来、英国のサブカルチャーと共に歩んできた「FRED PERRY」。オリジナルのフレッドペリーシャツは、60年以上前にデザインされて以来、当時のまま変わることなく誇りを持って製造されている。
フレッドペリーシャツは、スポーツウェアからストリートウェアをクロスオーバーしたサブカルチャーのユニフォーム。フレッドをインスパイアしたものは、他のテニスプレーヤーにも影響を与え、それはやがて権力に反抗し型にはまらないユースたち、ミュージシャンやフィルムメーカーなどのクリエーター、そして一周回ってまたスポーツ界のスターたちまで、様々なコミュニティをインスパイアした。
1950年代から続く英国サブカルチャーのユニフォームは、各世代が自分たちのモノとして着続けているが、常にその中心にあるのは、胸元のローレルリース。「COMME des GARÇONS(コム・デ・ギャルソン)」のような世界的デザイナーや、サブカルチャーをルーツに物作りを行う英国デザイナーとのコラボレーションなど、ユニークなスポーツのバックグラウンドと英国のサブカルチャーと深い繋がりを持った、イギリスを代表するファッションブランドとして、グローバルにビジネスを展開している。
地域性とブランド哲学が交差する新店舗
今回オープンする「FRED PERRY SHOP NAGOYA」は、名古屋・栄の中心地に位置する路面店で、倉庫をリノベーションしたようなインダストリアルな世界観と、ギャラリーのような余白を融合させた設計が特徴。コンクリートやモルタルの素材感を活かしながら、白壁・木材・金属のコントラストがミニマルで洗練された印象を生み出す。東海エリアの伝統産業とのつながりを感じさせるタイル使いも随所に施され、地域性とブランド哲学が交差する空間となっている。
