「エンジェル」(部分) / リキテックス キャンバス / 159.5 ×825㎝
音楽家のもうひとつの顔 ― 画家・葉加瀬太郎
葉加瀬太郎氏
東京藝術大学音楽科に進学後も学園祭で看板を描き、ツアーの合間にはスケッチブックを手放さなかった葉加瀬。1995年には「現代のドガ」と称された米国画家ロバート・ハインデル展で8点の原画を発表し、画家としての歩みを始めました。以降、全国の百貨店や美術館で作品を発表し、代官山ヒルサイドフォーラムなど文化催事でも注目を集めています。
彼の作品は、観る人を思わず笑顔にさせ、温かい気持ちにしてくれるものばかり。本展では過去30年のベストセレクションに加え、新作を含む約50点が展示されます。
展示作品の一部紹介
本展では、葉加瀬が日々の暮らしや音楽活動から得たインスピレーションを描いた多彩な作品群に出会えます。
「エンジェル」(1996年)
「エンジェル」(部分) / リキテックス キャンバス / 159.5 ×825㎝
長さ約8mの巨大キャンバスに描かれたシンボリックな作品。展覧会初日の前夜、会場で徹夜して仕上げられたエピソードも印象的。
「Bach Ⅲ」
Bach Ⅲ リキテックス キャンバス コラージュ 41×32㎝
偉大な作曲家や画家たちへのオマージュを込めた一枚。葉加瀬にとって創造の源泉を象徴する作品。
「夜色のさかな」
「夜色のさかな」 リキテックス キャンバス 116×91㎝
幻想的なタッチで描かれた、音楽と絵画の融合を感じさせる一作。
「George I」「PEACE」
「George Ⅰ」リキテックス キャンバス 117×91㎝
「PEACE」リキテックス キャンバス 100×100㎝
ポップアート&ミニマルアートの試み。落書きの延長から誕生したキャラクターたちが、ユーモラスで親しみやすい世界観を作り出します。
「子どもの領分~公園の風景」
「子どもの領分~公園の風景」 リキテックス キャンバス 116×181㎝
「子供心を忘れたくない」という想いを込めた、親子の時間を描いた作品。
「ロンドンバス」
「ロンドンバス」 リキテックス キャンバス 117×91㎝
家族と過ごしたロンドンでの記憶を鮮やかに描いた作品。
「Composition 1 inspired by my kitchen」
「Composition 4 inspired by Great Seto Bridge」リキテックス キャンバス 45×45㎝
日常の光景を抽象画として表現。生活の中からアートを見出す葉加瀬の視点が光ります。
