Snow Manラウールの軌跡 海外でランウェイモデルとしても飛躍するグループの“末っ子”「旅スノ」ではグループへの思いを語る

Snow Manラウールの軌跡 海外でランウェイモデルとしても飛躍するグループの“末っ子”「旅スノ」ではグループへの思いを語る

Snow Man・ラウールのキャリアを紹介
Snow Man・ラウールのキャリアを紹介

日本のエンタメ界で目覚ましい活躍を見せる9人組グループ・Snow Manにとって初の旅番組となるトラベルドキュメンタリー「旅するSnow Man - Traveling with Snow Man -」(毎週日曜昼4:25-4:55、日本テレビ/ディズニープラスで完全版配信中)。「One for Snow Man, Snow Man for One(1人はSnow Manのために、Snow Manは1人のために)」をテーマに、沖縄から日本列島を横断する企画で、メンバーたちの絆も感じられる旅の様子が注目されている。10月26日(日)の第9回放送・配信を前に、グループの“末っ子”であるラウールを紹介する。

■グループ最年少で、デビュー曲ではセンターを務める

2003年6月27日生まれ、東京都出身のラウール。他のメンバー8人は1990年代生まれということで、最も年齢が近い目黒蓮でも6歳差ある、グループの“末っ子”だ。

もともとSnow Manは、岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介の6人で2012年5月に結成されたグループで、ラウールは目黒、向井康二と共に2019年1月に加入。翌年1月22日に発売された「D.D./Imitation Rain」でCDデビューした。ラウールは同曲のセンターを任され、幼い頃から習っていたというダンスのスキルと、はっきりとした目鼻立ちの華やかなビジュアルで注目された。

■「愛の、がっこう。」でも見せた俳優としての実力

さまざまなスキルと個性のあるメンバーがそろうSnow Man。アイドルグループとして大勢のファンを魅了するだけでなく、ソロ活動も盛んだ。バラエティー番組や俳優としてドラマや映画に出演し、グループの誰かを目にしない日はない活躍ぶりだ。

ラウールも俳優として、岩本、渡辺、目黒とカルテット主演したドラマ「簡単なお仕事です。に応募してみた」(2019年、日本テレビほか)や、単独初主演映画「ハニーレモンソーダ」(2021年)、Snow Man全員で主演した映画「おそ松さん」(2022年)、主演映画「赤羽骨子のボディガード」(2024年)などキャリアを積み重ねてきた。

それが2025年7月期のドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)での好演につながる。同作で演じたのは、漢字の読み書きが苦手な発達性ディスレクシアのあるホスト・カヲル。木村文乃が演じる主人公で、真面目過ぎる高校教師・愛実と出会い、彼女に言葉や社会のルールを教えてもらいながら距離を縮めていく。

ホストとしての武器になる人懐っこい笑顔とトークスキルは、バラエティーなどで見るラウールが生きているようだったが、カヲルの置かれた環境からくる困難に苦しんでいる心の機微を丁寧に表現。特に、最終話の感情があふれ出した泣きのシーンは胸を打ち、俳優としての成長、実力を感じさせた。

■メンバーの中で初の海外挑戦、ランウェイモデルとして輝く

また、ラウールはさらなる飛躍へと挑戦も。グループ加入時よりグンと背が伸び、現在は190cmで、ダンスでも映える手足の長さ。その恵まれた体形を武器に、ファッション誌や東京ガールズコレクションなどの大型イベントでもモデル活動をしており、その目は世界へと向いた。

2022年6月に都内で行われた「YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME 2023 Spring Summer」に出演。その模様はフランス・パリで開催されたファッションウィーク(日本ではパリ・コレクション=通称:パリコレ)でもデジタル配信された。翌2023年1月には同ブランドのパリで行われた新作コレクションで実際にランウェイを歩いた。

パリの他、イタリア・ミラノ、アメリカ・ニューヨーク、イギリス・ロンドンで年に2回ずつ開催されるファッションウィークは世界最高峰のファッションの祭典。これらのランウェイを歩くことは、モデルにとって名誉でもある。ラウールは、2025年6月に行われたミラノのファッションウィーク(ミラノコレクション)で、初めて日本以外のブランドのランウェイモデルを務めた。ゲストではなく、世界中のトップモデルたちが参加するキャスティングといわれるオーディションに挑んで、その座をつかんだのだ。

「旅するSnow Man」では、末っ子らしく他メンバーから愛されていることが分かるラウール。9月28日に放送・配信された第6回で、メンバーの向井と静岡を旅したとき、自身もタイで主演ドラマ・映画に挑戦した向井は「グループでいうとラウールが最初に海外系の仕事をしているわけよ、モデルで。器用やからね、やっぱ。いろんな面が見える。かっこいいじゃん、名刺作ってさ、海外でやってさ。尊敬だよね。年下だけど尊敬できる人って少ないと思う」と語った。

ラウールは「器用」と言われて「めちゃくちゃ不器用だよ」とポツリとつぶやいたが、メンバーとして一番近くにいる向井が見る器用さもきっとあるのだろう。

同回のインタビュー場面では、異国で挑戦することについて「自分の中でそれがグループのメリットになることかなってちょっとでも思えば突き進んじゃうから。もちろんね、みんなのことも信じてるし、自分も信じてるし」と語ったラウール。旅スノのテーマに通じることを体現しているラウールのさらなる飛躍を楽しみにしていきたい。

なお、「旅するSnow Man」の第9回は10月26日に放送・配信。ラウールと渡辺が宮城を訪れる。

◆文=ザテレビジョンドラマ部



提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。