
防災設備の設計施工を手掛ける、兵庫県神戸市中央区の神防社(こうぼうしゃ)は、11月1日(土)に同区で行われる神戸学院大学主催の防災イベント「ポーアイ総合防災フェスタ」に出展する。
神戸みなとじま地区の防災、減災の理解を深める企画
ポーアイ総合防災フェスタは、神戸・みなとじま地区の防災、減災への関心や理解を深めることを目的に行われるイベントだ。2025年は阪神・淡路大震災から30年ということもあり、発災直後の被災地の様子の展示や災害現場で活躍する緊急車両の展示を実施。また、特別プログラムとして地震体験車「ゆれるん」、消防艇「たかとり」の船内見学・放水パフォーマンスなども予定している。
自然災害の激甚化が進む中、社会全体での防災・減災の取り組みが一層求められているだろう。神戸学院大学には、防災を実践的に学ぶ「社会防災学科」があり、地域に寄り添った防災活動を展開している。
同社は、神戸に根をおろす防災の会社として「一緒に神戸の防災を盛り上げたい」という思いから、イベントへの参加を決定したという。
安心・安全な防災システムを提供する神防社
神防社は今年で創業17年の企業で、防災の新しい「カタチ」を創造することを目的に設立された。消防設備の設計施工・保守点検、消防防災用品の販売、消防訓練など、防災に関する幅広いサービスを提供している。
創業メンバーを含め、多くの従業員が阪神大震災を経験。近年増えつつある自然災害に備えるため、防災グッズの商品開発にも注力している。
同社は、安心・安全な防災システムと生活空間を提供し、「生命、財産、生活環境」を守ることで社会に貢献することを目指す。なお、消防・防災関連の商品は、ECサイトで購入可能だ。
