恐怖と嫌悪感でいっぱいになる
宮田さんは、私が「店長に知られている」と言った瞬間、顔がサッと青ざめました。
宮田さんはまだ何か言おうと口を開いていましたが、私はそれを無視して、その場から文字通り逃げました。
ドタドタと走って更衣室に戻り、自分の荷物を掴み、そのまま店を飛び出しました。心臓がバクバクいって、呼吸がうまくできない。身体が熱くて、震えが止まりません。
休憩終わりの予定だったのでシフトに穴をあけてしまいますが、こんな状態でお店には戻れません。あんな男のせいで、せっかく見つけた素敵なパート先を失うかもしれないけれど、自分の心身をまもるために、そのときは逃げるしかできませんでした。
この時の私は、ただただ恐怖と嫌悪感でいっぱいでした。
あとがき:決別、そして逃走
「奥さんよりかわいい」という、家族を侮辱する宮田の発言は、りかこの理性を完全に断ち切りました。自己満足のために他人を利用しようとする彼の最低な本性が露呈した瞬間です。りかこの「さよなら!」という逃走は、恐怖に打ち勝つために残された、最後の、そして最も力強い自己防衛の手段でした。怒りによって自分の意志を明確にし、その場を離れた勇気ある行動こそが、りかこの勝利です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

