【大阪府大阪市】「値段のないスーパーマーケット」大阪初開催!消費者がコストを学び値段を考えて購入


フェアプライスプロジェクト事務局は、消費者参加型イベント「出張!値段のないスーパーマーケット in 大阪・梅田 OS広場」を、11月1日(土)・2日(日)の2日間、大阪・梅田にあるOS広場 イベントスペースにて開催する。

なお、同企画は、農林水産省が展開する、食品の合理的な費用を考慮した価格形成の実現に向けて消費者の理解促進のための広報活動「フェアプライスプロジェクト」の一環として行うものだ。

「値段のないスーパーマーケット」について


「値段のないスーパーマーケット」は、消費者が生産・流通・販売にまつわる現状について学び、食品の値段を自身で考え、その値段で実際に食品を購入することで、食品の供給に係る背景やコストについて考えるきっかけにしてもらう企画だ。


参加者は、パネルやムービーで、食料供給の現状や食品が消費者の手元に届くまでのコストについて学ぶ。

売り場には、値段が書かれていない食品が陳列されている。また、生産や製造、流通、小売を取り巻くデータを展示しており、値段について考えるヒントが書かれているので、それを参考に作り手・売り手・買い手に取って「フェアな値段」はいくらか考える。

そして、自身で考えた値段で実際に食品の購入が可能。レシートに商品の平均価格(※1)や実際の販売価格が提示されるので、自分が考えた値段と比べてみよう。

今回の会場には、フォトスペースもあるので、体験をシェアすることもできる。

開催背景

近年の国際情勢の変化等により食品の原材料や生産資材、エネルギー価格に加え、国内の流通費や人件費といった様々な費用が高騰しており、食品の価格が上昇している。

生産や製造、流通、小売に携わる人々は様々な工夫を重ね、コストの低減等に努めているものの、高騰した生産・流通コストの全てを企業努力によって解消することは困難であり、持続的な食料供給の実現に向けては、食料の供給に必要なコストについて関係者が互いに理解し、配慮することが必要だ。

消費者にとっても、サプライチェーンに携わる人々がいなくなると、食品が手元まで届かなくなってしまうという現実を踏まえ、社会全体での理解と協力が重要となっている。

こうした背景から、2~3月に東京で「値段のないスーパーマーケット~みんなにとって『フェアな値段』を考えよう~」を開催。約1万人が参加したそう。

そしてこのたび、このスーパーマーケットが、「出張!値段のないスーパーマーケット in 大阪・梅田 OS広場」として、大阪・梅田に出張する。

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