次男が生まれてから、それまで住んでいた賃貸住宅がだんだん手狭に感じるようになり、マイホームを建てることを決意しました。悩みに悩んだ間取りも、ほぼ希望通りに完成し、夫婦で満足していたのですが……。ある日、ママ友が遊びに来たことで、予想外の“落とし穴”に気づくことになったのです。
悩み抜いて決めた理想の間取り
家を建てるのは人生で一度きりかもしれない――そう思った私たち夫婦は、少しの後悔も残したくなくて、間取りについては何度も何度も話し合いました。
中でも私がどうしても譲れなかったのが「回遊動線」のある家。家の中をぐるりと移動できる行き止まりのない動線で、生活がスムーズになると思い採用しました。
回遊動線の落とし穴!?
家が完成してしばらく経ったころ、長男の仲良しのお友だち親子が遊びに来てくれました。当時5歳だった長男とお友だちは、走り回れる回遊動線が気に入ったようで、家の中で追いかけっこを始めてしまいました。
私は、子どもたちがテーブルやドアの角に体をぶつけてケガをしないか心配で、気が気ではありません。しかし、ママ友は「楽しそうだね~」と、注意する様子もありませんでした。

