すぐるさんは既婚者の自称エリートサラリーマン。しかし、妻帯者であることを隠し、別の女性と不倫をしています。
不倫相手の知らぬ2つの嘘
ある日、仕事から帰宅すると、まゆかが慌てた様子で飛び出してきて……。
まゆかさんから妊娠を告げられ、驚きながらも笑みを浮かべるすぐるさん。
翌朝から2週間の出張に行くと出社したすぐるさんですが、その夜帰宅したのは別の家。
実は、まゆかさんは妻ではなく不倫相手だったのです。すぐるさんは、まゆかさんに妻帯者であることがバレないよう「カイト」と偽名を名乗っていたのでした。
まゆかさんの前では平静を装っていたすぐるさんですが、不倫相手の予期せぬ妊娠に内心動揺していたよう……。
しかし、すぐるさんの身バレ対策は万全。「不倫はバレなきゃ不倫じゃない」と、不敵な笑みを浮かべるのでした。
不倫に限ったことではありませんが、人にバレなければ何をしても良いというわけではありません。ましてや偽名を使い独身を装うのは、まゆかさんを騙す行為。
一度嘘をついてしまうと、それを隠すためさらに別の嘘をつき続けなければなりません。不倫相手が妊娠したとあっては、既婚者であることや本名を一生隠し通すのは難しいのではないでしょうか。「バレなきゃ嘘をついてもいい」と考えるすぐるさんですが、その嘘が大きければ大きいほど、露見したときのリスクも高まるということを自覚してほしいですね。
次の話を読む → 著者：マンガ家・イラストレーター 虹丸