2.他の猫や動物が気になってしまう
多頭飼育の場合は、同居猫やその他の動物が気になりすぎて隠れたがる猫もいます。特に他の子と食べるペースが大きく異なる場合は、横取りを恐れている可能性もあるでしょう。
このケースでは、食べるペースが同じ猫同士でグループ分けをしたうえで、食事スペースを分離してあげると良いでしょう。場合によってはそれぞれのケージ内で食べてもらい、安心してもらうのも良いかと思います。
同居動物が犬の場合は、敢えて高い場所に食器を運び、そこで食べてもらうようにするだけでも解決する可能性が高いです。食べるために移動することも良い運動になるので一石二鳥です。
ここでもやはり、ベースには『警戒心』があります。せっかく安全な家にいるのですから、リラックスして食べられる環境を作ってあげたいですよね。隠れて食べようとする猫が安心して食べられる工夫をしてみてください。
3.食事に対して"嫌な過去"がある
例えば過去に、人間の食べ物をつまみ食いしようとして叱られた・お外の生活で食事中に怖い思いをした・他の猫にいじめられたなど、『嫌な過去』がある猫もまたひっそりと食べたがる傾向にあります。
この場合はまず、安心して食べられる場所で思う存分食べてもらいましょう。食事場から立ち去る際には優しく褒め、食事中は近づかないように配慮します。
ゴミ漁りや人の食事に手を出してしまう場合は、気づかれない位置で音を立てたり霧吹きをかけたりして注意喚起を行ってみてください。
ごみの場所を扉付きの収納棚や猫が触れないような蓋つきのものにするなど、環境の見直しをすることも大切です。
ひと工夫することで、声掛けなどをしなくても、問題行動につながることを自然とあきらめてくれる場合もあります。
外で怒鳴られたり、追いかけられたりした経験がトラウマになっている可能性もあります。したがって、叱るのではなく、安全性が高い方法で注意を促すようにしましょう。
人間側の行動を、猫が問題行動をしなくても済むような行動や環境に寄せてあげることも大切です。声掛けをしなくても、未然に防げるような見直しをすると良いでしょう。
猫用のフードを食べたときは褒めて貰えるという経験と合わせて学習することで、少しずつ恐怖心が薄れていくはずです。時間がかかるケースもありますが、根気強く続けてみてください。

