京王線の電車内に謎のQRコード「よく分からんPDFに飛ばされてえぐい」 貼った人の法的責任は?

京王線の電車内に謎のQRコード「よく分からんPDFに飛ばされてえぐい」 貼った人の法的責任は?

京王線の電車内に掲載された広告に謎のQRコードが貼られていたという目撃情報がネットで話題になっている。

このQRコードを読み取ったという乗客はXに「よく分からんPDFに飛ばされてえぐい」と投稿。QRコードを貼られた広告主は「悪意のあるページへの誘導の可能性がございます」と注意を呼びかけている。

●目撃者「よく分からんPDFに飛ばされてえぐい」

話題となっているのは、電車内に掲示された電気通信大学によるものとみられる広告で、青色の用紙に白黒のQRコードが付いている。

これを読み取ったという乗客が10月20日、Xに以下のような投稿をした。

「初めて読みとったんだが、HPに飛ばされると思ったらよく分からんPDFに飛ばされてえぐい」

この投稿は10月22日17時の時点ですでに1600回以上リポストされ、約260万回も表示されている。

これを受け、電気通信大学もXの公式アカウントで次のように投稿し、注意を呼びかけた。

「京王線車内の本学の広告にQRコードは記載しておりません。悪意のあるページへの誘導の可能性がございます。車内広告にQRコードを見かけた際は、読み込まないようご注意ください。」

●京王電鉄「電車内の広告にQRコードが掲載されることはある」

そもそも、電車内の広告にQRコードが掲載されることはあるのだろうか。

京王線を運営する京王電鉄に弁護士ドットコムニュースが取材したところ、「事案は認識しております」と回答があった。

車内の広告にQRコードが掲載されることはあるのか?という質問に対して、「掲載されることはございます」と説明。今回の事案への対応については、「関係機関と連携しています」という。

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