
和田雅成&高橋大翔がW主演を務めるドラマ「あなたを殺す旅」が毎週金曜日、FODにて好評独占配信中。若頭の片岡と世話役の小田島の“指キス”シーンは、萌えシチュエーションというだけでなく全部がエモくて必見。本記事では第4話の見どころを紹介する。(以下、作品のネタバレを含みます)
■愛され若頭・片岡と密命を背負う組員・小田島のひりつくような愛
本作の原作は浅井西が手掛ける同名漫画で、BLジャンルの中でも根強い人気を誇るヤクザBLとなっている。多くの組員から愛される若頭・片岡と密命を背負う組員・小田島のひりつくような愛を活写。片岡を和田が、小田島を高橋が演じている。
物語は、仁義を重んじて侠気のある若頭・片岡がとある騒動の責任を取る形で、組長の実子・桐井(遊屋慎太郎)から「ほとぼりが冷めるまで身を隠せ」と命じられた、行方をくらます旅から始まる。片岡の世話役に任命された小田島は、実は桐井から片岡を「殺せ」と厳命されており、親友・朝日(堀海登)を片岡のせいで亡くした恨みを持っていた。
■小田島が目を離した隙に片岡が刺客にナイフで刺され…

第4話では、小田島がわずかに目を離した隙に片岡が刺客にナイフで刺される姿が描かれる。小田島は背後に桐井がいるかと探りを入れるが、「片岡を狙っている奴は他にもいる。先を越されないよう気をつけるんだな」と桐井にはぐらかされる。そんなとき、片岡のもとへ三代目組長・桐井清三(工藤俊作)の訃報が届く。小田島に喪服を準備させる片岡に、小田島は「行けば死にます」と告げるのだったが…。
今回、注目して欲しいのは、なんと言っても片岡と小田島の“指キス”シーン。萌えシチュエーションというだけでなく、その前後の流れも含めて全部がエモいのだ。
刺されて入院中だった片岡は小田島に準備させた喪服に着替え、黒のダブルスーツが似合っていて非常にかっこよく仕上がる。小田島にネクタイを結ばせながら、小田島をじっと見つめている片岡の視線は熱い。小田島は今片岡が組に戻ればただで済まないことを悟り、片岡の死を予感している表情が切ない。
そんなことは百も承知なのか、はたまた自分の命の優先度が低いのか、当の片岡は「じゃあ、やっとくか。最後の一発」と軽く笑って小田島の尻を鷲掴みにする。そして、唇を寄せていき、小田島が受け入れて目をつぶると、ここで登場するのが“指キス”シーン。唇と唇の間に自分の人差し指を入れて唇は重ねない寸止めがもどかしくもセクシーで、極めつけに片岡は小田島に対して殺し文句「本妻は大事にしないとな」を放つ。そして、小田島を抱きしめて「続きは帰ってからな」と優しく語りかけ、口約束だけであったとしても生きて帰ってくることを示唆して小田島を安心させてやる。
もう、こんなのお手上げだ。片岡のことを好きにならずに居られるわけがない。小田島と同じく、ハートを射抜かれて骨抜きにされてしまう。
■三代目の葬儀で見せる怖いもの知らずな片岡にメロメロ
さらに片岡は跡目問題でピリピリとした三代目の葬儀に現れ、三代目の妻・京華(小沢真珠)から唐突に口紅を借りる。自分で口紅を塗ると三代目の頬にキスマークをつけ、自分流の今生の別れの儀式をする。案の定、場にいた者から寄ってたかって怒号を浴びせられて取り押さえられるが、片岡は突っぱねる。彼のそんな怖い物知らずなところもゾクッとするほど魅力があって、これまたメロメロになってしまう。
第4話では見る者すべてを惹きつけてしまうパワーがあると言っても過言ではない片岡が繰り出す、この“指キス”が必見。先月行われた完成披露試写会でも演じた和田自身が「色っぽい」と太鼓判を押したシーンをこころゆくまで堪能して欲しい。
◆構成・文=牧島史佳

※高橋大翔の「高」は、正しくは「はしごだか」

