
東京都品川区にあるクラダシは、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」(以下「クラチャレ」)に参加した学生による最終合同報告と、ピッチアワードを11月28日(金)に開催する。
学生の地域課題解決活動の最終報告とピッチコンテスト
クラチャレピッチアワードは、クラチャレ年間プログラムに参加した学生による、最終合同報告とピッチコンテスト。クラチャレ年間プログラムは、日本全国のいずれか1〜2地域で現地活動を行い、終了後も地域課題の解決に継続的に取り組むプログラムだ。
参加学生は現地活動から得た知識と感動をもとに、フードロス削減や地域の魅力発信・一次産業の担い手不足解消を目指す提案をまとめる。そして、ピッチコンテスト形式で発表。当日発表された提案の中から、審査員とオーディエンスによる投票で「最も実施してみたい施策案」を1グループ表彰する。
単なる提案だけでなく、実現可能なアイデアや実行のための取組に焦点を当てるのがポイント。クラチャレ終了後も学生と自治体、事業者などの継続的な連携を促進していく。
今年各地で開催された6グループ
今年開催されたクラチャレは6グループ。この6グループがアワードに参加する。
グループ1は、沖縄県石垣市・島根県益田市で開催され、パイナップルの収穫体験・梨の収穫体験などを実施。グループ2は、北海道仁木町・長野県松本市で開催され、桜桃の収穫・選果・出荷作業などとリンゴ・ブドウの収穫などが実施された。
グループ3は、鹿児島県喜界町・愛媛県伊予市で開催し、さとうきび苗取り・植付作業などや栗収穫などを実施。グループ4は、和歌山県すさみ町・新潟県新潟市で開催、未利用魚に関する体験やブドウの収穫などを実施した。
グループ5は、京都府京丹波町で開催され、黒枝豆の収穫作業などを実施。グループ6は、鹿児島県和泊町で開催し、ゆり根の球根掘りなどを実施した。
なお、実施内容は上記のほかに、現地観光や現地の人との意見交換会も含まれている。
