博多トラストライズクリニックは、福岡市博多区・吉塚駅徒歩2分の立地で、泌尿器科を中核に内科・在宅医療・美容皮膚科を融合した診療モデルを提供している。
同院は9月12日(金)より、女性医師・守屋普久子先生による泌尿器科外来診療を、毎月第2・第4土曜日に本格的に提供中だ。
女性医師の導入で広がる受診の選択肢
博多トラストライズクリニックは、女性医師による泌尿器科外来診療を開始した。
従来の「日帰り泌尿器手術 × 地域密着医療」という診療モデルをさらに強化し、「男性＝泌尿器科、女性には相談しづらい」という心理的ハードルを打破。性別を問わず、安心して受診できる医療体制を地域に提供している。
女性医師導入の経緯
今日の日本では、高齢化の進行や医療費の増大、入院中心モデルへの限界が指摘され、外来・在宅医療の拡充が強く求められていると同院は語る。
その中で、入院を前提としない日帰り手術対応型クリニックの可能性が再評価されているそう。NRIからの報告によると、入院期間を平均4.9日から0日に短縮できた例が、コスト削減効果とともに紹介されている。
また在宅医療も、不要入院の抑制、救急搬送減少、生活の質(QOL)の維持・向上という点で、医療費抑制や地域包括ケア推進の鍵として政策的に支持されているのだとか。
ただし、在宅医療には急変対応体制、訪問看護・介護との連携、機器・人的資源の確保など多くの課題も抱えており、体制整備と運用力が不可欠。同院は、これら社会的要請を踏まえ、日帰り手術と在宅・訪問診療を併存させた医療モデルで、地域密着・包括的医療の構築を目指していく。
今回同院では、守屋普久子先生の配置により、性別を理由に受診をためらっていた人にも安心して相談できる入口を開設。女性の心理に寄り添った対応で、受診のハードルを下げる狙いだ。
男性医師との併存体制により、性別や相性に応じて受診医を選べる自由度を患者に提供している。
