通勤の途中、突然見ず知らずの人に「千円貸して」と言われました。怪しい態度に違和感を感じ、断ったのですが、常習犯だったことが判明。これは筆者が『千円くれくれ男』に遭遇したときのエピソードです。
突然の声かけ
ある朝、通勤途中に若い男性から「すみません」と声をかけられました。道でも尋ねられるのかと思い立ち止まると、彼は切実そうな顔でこう言いました。
「財布を無くしてしまったんです。家に帰りたいので、交通費として千円貸してください」
怪しさが募るやりとり
見ず知らずの人にお金を借りるなんて……そもそも知らない人にどうやって返すつもり? と少し違和感を覚えました。
そこで私は「近くに交番がありますよ、財布が届いているかもしれません、行ってみては?」と提案しました。
すると彼は「交番の場所がわからない」と言い、教えてあげようとすると「いや、やめときます」と拒否。
そして再び「とにかく千円ください」と食い下がってきたのです。

