男性側の衝撃!「知らなかった」「反省します」が主流に
一方、男性コメント(約25%)は、この投稿で初めて女性の痛みの深刻さを知ったという「驚き」と「反省」が中心でした。
投稿の「(女性の痛みを)理解できないと話通じない」という言葉に呼応するように、「今まで気づかなかった。パートナーに聞いてみる」といった無知の告白が多数。これを機に「もっと前戯を大切にする」「コミュニケーションを取る」など、改善意欲を示す声も多く寄せられました。
データが示す「オーガズム格差」という現実
この議論の背景には、様々な調査で示されている現実があります。性交時疼痛(ディスパレウニア)は、女性の1割以上が生涯に経験すると報告されており、性交時の痛みは決して特別なものではありません。
また、複数の調査で、異性間の性行為において男性の方が圧倒的にオーガズム経験率が高い「オーガズム格差」が存在することが確認されています(※1)。これは、女性側の快感や満足が置き去りにされがちな現状を裏付けています。
さらに、「男の快楽優先の文化が問題。女性の多くが痛みを我慢している」という投稿の指摘に対し、男性側の初めは「驚き」が強いものの、次第に「学んだ」という共感や反省へシフトする傾向が見られました。

