1歳の息子を育てるミオさんは、支援センターで同じ年の子どもを持つリエちゃん、モモちゃんと出会い、すぐに仲良くなりました。しかし、リエちゃんは約束のたびに当日ドタキャン。
「埋め合わせに」と誘われた家族ぐるみのBBQも、やはりキャンセルされます。ところがその日、公園で別のママ友たちと遊ぶリエちゃんを発見。我慢できずにモモちゃんへ打ち明けると、リエちゃんが「予定を立てるのが楽しいだけ」と話していたことがわかり、ミオさんは言葉を失いました。
リエちゃんの身勝手な考えを聞いても、モモちゃんは関係を断つことができないと言います。その理由は、リエちゃんの夫がモモちゃんの夫の直属の上司にあたるから……。
モモちゃんは、夫の立場が悪くなることを恐れていたのです。
そんな関係、ママ友じゃないよね…！？
夫の会社での立場を利用し、モモちゃんに対して身勝手な行動を繰り返していたリエちゃん。そんなモモちゃんの苦しみを知ったミオさんは、「一緒に立ち向かっていこうよ！」と励ましました。
それ以来、ミオさんは「リエちゃんに会いたくない」という理由から、支援センターに行くのをためらうように。モモちゃんも、同じ気持ちでいるようでした。
一緒にいて嫌な気持ちになる人と、無理に行動をともにする必要はありませんよね。大好きな場所に行きづらくなってしまったのは2人にとって残念なことですが、リエちゃんに振り回されることを思えば、今のほうが気持ちはずっとラクかもしれません。まずは、自分の心の平穏を守ることを優先したいですね。
次の話を読む → 著者：マンガ家・イラストレーター ねぼすけ