
菅田将暉が主演を務めるドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第4話が10月22日に放送され、近藤芳正がゲスト出演した。
■昭和の渋谷を舞台にした青春群像劇
本作は三谷幸喜の脚本で描かれる、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇。三谷の青春時代の思い出を題材にした完全オリジナルストーリーとなっており、主演に菅田、共演に二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波らが名を連ねる。
物語の舞台は渋谷・八分坂(はっぷんざか)。渋谷駅から徒歩8分であることからその名称で呼ばれ、自身の劇団を追い出された劇団演出家・久部三成(菅田)は八分坂にあるWS劇場を「東京で一番の劇場にする」と高らかに宣言。八分坂の人々とともに理想のシェイクスピア劇を作ろうと奔走していく姿が描かれている。
■三谷作品の顔・近藤芳正が菅田将暉と共演
近藤は渋谷の小劇場「ジョン・ジョン」のスタッフで、パーライト(※舞台の照明機器)を奪いにやってきた久部たちを通報する佐々木という役どころを演じた。
近藤は中学時代、地元名古屋での「中学生日記」(1976年)出演に端を発し、半世紀にわたって人々を芝居で魅了し続ける名俳優。
1991年に三谷脚本の映画「12人の優しい日本人」に出演してからは三谷作品の常連キャストに。「王様のレストラン」(1995年)をはじめ「古畑任三郎」第2シーズン(1996年)、「3番テーブルの客」(1997年)、「総理と呼ばないで」(1997年)、映画「ラヂオの時間」(1997年)、映画「みんなのいえ」(2001年)、映画「THE有頂天ホテル」(2006年)など数々の三谷作品に出演している。
本作の出演について近藤は、「ひたすらどきどきした」とコメント。近藤と菅田が和やかに話すツーショットも公開された。


