
桜田ひよりと佐野勇斗がダブル主演を務めるドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の10月22日に放送された第3話に内博貴が登場した。内のドラマ出演は12年ぶりとなり、10月29日(水)放送の第4話にも登場する。
■人質×誘拐犯の逃避行を描くノンストップヒューマンサスペンス
本作は、人質となった大財閥の令嬢・八神結以(通称ハチ/桜田)と誘拐犯・林田大介(通称リンダ/佐野)の奇妙な逃亡劇を描くノンストップヒューマンサスペンス。大企業、八神製薬社長の一人娘・結以は20歳のバースデーパーティーの日に誘拐された。しかし計画はあえなく失敗に終わり、犯人の一人・林田は呆然と立ちすくむ。だが人質のはずの結以は「私と一緒に逃げて!」と言い出し、林田との奇妙な逃避行が始まる。
■デートシーンが描かれた第3話
内は音楽活動のみならず、2010年には「ガイズ&ドールズ」で舞台初主演。その後、堂本光一主演の舞台「Endless SHOCK」にてライバル・ウチ役を務めるなど、舞台俳優としての確固たる地位を確立。内のドラマ出演は「天国の恋」(2013年フジテレビ系)以来実に12年ぶりとなった。
内が演じるのは影山優佳演じる香坂莉里の交際相手・畑中一成。第3話の中では、莉里と夜景の見えるレストランでデートをし、ネックレスをプレゼントするシーンが描かれていたが、実はある問題を抱えている。
■内博貴コメント[/HEAD]
――久しぶりの映像作品への出演の感想は?
時代が進化したんですかね、撮影にかかる時間がとても短くなったと思いました。昔のドラマ撮影ってもっと時間がかかった記憶だったんですが、久しぶりに現場に臨んだらあっという間に撮影が終わって。「時代が変わったの?早く終わる時代になったの?」ってスタッフさんに聞いてしまいました(笑)。
――(第3話のOAにて解禁された出演シーンの)影山優佳さん演じる莉里にネックレスを着けるシーンはいかがでしたか?
女性にネックレスを着けるのは初めてで、「女の子のネックレスってこんな細いんだ!」って素直に思いました。輪っかが僕の指には小さすぎて大変でした。裸眼で目は良い方なんですけど…もう年のせいですかね(笑)。
[HEAD]第4話あらすじ
自由を求めて八神家から逃亡を続ける八神製薬の社長令嬢・結以と誘拐犯・大介は、裏社会に精通するガン(志田未来)の手を借り、警察の目をかいくぐって宇都宮を脱出。東京に戻った2人は、新たな潜伏先として、大介の元カノ・莉里(影山優佳)のマンションに転がり込む。結以のことも誘拐事件のことも知らない莉里に、結以は「父から虐待を受けている」とウソをつき、逃げるために大介と駆け落ちしたと説明。すると大介の期待通り、心優しい莉里は結以の言葉を素直に信じ、「結以ちゃん、大変だったね。狭いけど、うちでよかったら」と快諾。
一方、八神慶志(北村一輝)は、警察に断りもなく、手に入れた大介の名前や背格好の情報を捜索サイトで公開。それにより、懸賞金目当ての捜索争いはますます過熱してしまう。慶志の勝手な暴走に、刑事部長の蛯原(阪田マサノブ)はイラ立ちを隠せないが、大介を以前から知る少年課刑事・少年課刑事・小宮山(松尾諭)だけは、この事件の本質に気づき始めていた。
そんな中、八神製薬の周りを嗅ぎ回る記者・白木(山口馬木也)から“さとり”のウワサを聞いた万代(ファーストサマーウイカ)は、慶志の秘書・藤(田中俊介)に真偽を確かめる。八神製薬の創業者・八神恭一(間宮啓行)が持っていたといわれる特殊能力“さとり”。藤もウワサでしか聞いたことがないと言いながらも、「社長の前ではタブーのようです」と万代に忠告する。その能力が、“八神製薬の闇”と関わっているのだろうか。
莉里のもとに身を寄せる結以は、莉里とすぐに意気投合。「自由になったらやってみたかったことがたくさんある」という結以のために、莉里は仮装を用意し、3人でハロウィンに乗じて街に繰り出す。警察にバレないようガンに見張ってもらいながら、結以は生まれて初めて回転寿司やゲームセンター、ファミレスに入り、これまでできなかったやりたいことを満喫し、まるで青春を取り戻したかのよう。
心を許した結以は、莉里のプライベートに踏み込んでしまう。莉里は現在職場で知り合った畑中一成(内博貴)と交際しているが、この交際には誰にも言えない秘密があった。その秘密を知った結以は莉里にアドバイスを試みるが、「そういうの、結以ちゃんにはわかんないよね」と返されてしまう。
その夜、莉里のことを心配する大介はガンに相談し、逃走中の誘拐犯と人質とは思えない、大胆不敵な行動に動き出す。しかしその頃、SNSでは結以と大介の精度の高い目撃情報が出回って、警察や万代が2人の元へ迫っていた。

