猫が『痩せてきた』と感じたら…考えられる5つの原因 疑うべき病気もご紹介

猫が『痩せてきた』と感じたら…考えられる5つの原因 疑うべき病気もご紹介

1.糖尿病

血糖値を検査する猫

猫の糖尿病は、インスリンの分泌や作用に問題が生じ、血糖値が高くなる病気です。7歳以上の中高齢猫で発症しやすく、特に肥満のオス猫はリスクが高いとされ、早期発見が重要だと言われています。

糖尿病の猫の特徴として、過剰に水を飲んで大量におしっこをする(多飲多尿)や食欲旺盛なのに体重が減っていくという矛盾した症状が見られるでしょう。また、症状が進むと元気の低下や脱水などの症状が見られるようになります。このような症状に気づいたら早めに動物病院を受診しましょう。

2.甲状腺機能亢進症

聴診器を当てられている猫

甲状腺機能亢進症は、高齢の猫に多く見られる病気です。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることによって新陳代謝が過剰になり、食欲は旺盛であるにもかかわらず体重が減少し、落ち着きがなくなることがあります。

甲状腺機能亢進症の猫は、一見すると元気になったように見えるため見過ごされることも少なくありません。高齢の猫が突然、夜鳴きをするようになった、大きな声で鳴くようになったなど、行動の変化が見られる場合は、念のため動物病院への受診をおすすめします。

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