1961年のスタートから60年以上にわたり、日本の朝を彩り続けてきた連続テレビ小説、通称『朝ドラ』。
これまでに100作を超える作品が放送され、数多くのヒロインが誕生してきました。
そんな長寿シリーズだからこそ、かつてのヒロインが年月を経て再び登場することも…。
本記事で『再登場を果たした元ヒロイン』を振り返ってみましょう。
2001年度朝ドラ『ほんまもん』から2025年度朝ドラ『ばけばけ』
まずは2025年9月29日より放送を開始した、2025年度後期の朝ドラ『ばけばけ』(NHK)から俳優の池脇千鶴さんを紹介します。
俳優の髙石あかりさん演じるヒロイン・松野トキの母親フミとして出演している、池脇さん。
池脇さんといえば、2001年度の朝ドラ『ほんまもん』でヒロイン・山中木葉を好演。料理人としての道を歩む木葉の成長を繊細に演じきりました。
『ばけばけ』への出演にあたり、Instagramでは「20数年ぶりの朝ドラ。体力がもつのか心配です(笑)」とユーモアを交えて語っています。
池脇さんの出演を知ったファンからは、喜びと応援の声が相次ぎました。
・朝ドラにおかえりなさい!
・『ほんまもん』以来ですね。懐かしい!
・いい意味で俳優として味が出て来ましたね。
池脇さんの演技が朝ドラで再び見られるとあって、多くの視聴者が期待を寄せているようです。
1996年度朝ドラ『ひまわり』から2025年度朝ドラ『あんぱん』
続いて紹介するのは、俳優の松嶋菜々子さん。
2025年度前期の朝ドラ『あんぱん』に登場し、やなせたかしさんをモデルにした柳井崇とその妻・のぶの人生を描く物語の中、崇の母・登美子を演じました。
松嶋さんは、1996年度の朝ドラ『ひまわり』でドラマ初主演を飾り、バブル崩壊の影響により会社をリストラされたヒロイン・南田のぞみ役でブレイク。
当初は、演技プランを考える余裕もなかったそうですが、100作目の朝ドラ『なつぞら』に出演した際には、戦争孤児となったヒロイン・なつを引き取る柴田富士子役を見事に演じ、「楽しんで撮影ができました」と語っていました。
松嶋さんの再出演が発表された際の投稿には、視聴者からは期待の声が続出。
・美しくて優しい声が好きです!
・着物姿が楽しみすぎます。
・松嶋さんの出演で、朝が楽しみになります。
松嶋さんが俳優として着実に経験を積んできたことがうかがえますね。

