犬の里親になる前に備えておくべき『4つの心得』 飼い主に必要な覚悟や幸せに過ごすための配慮まで

犬の里親になる前に備えておくべき『4つの心得』 飼い主に必要な覚悟や幸せに過ごすための配慮まで

保護犬とはどんな犬?

保護犬(モノクロ)

里親になるとは、保護犬を家に迎え入れるということです。保護犬とは、何らかの事情により飼い主がいなくなった犬のことで、多頭飼育崩壊、ブリーダー崩壊、捕獲された野良犬、飼い主の死去や施設への入所などで手放されたといった理由で行政や民間の愛護団体などに保護された犬たちのことです。

保護犬の中には劣悪な環境や虐待されていた犬なども多く、健康障害やトラウマ、人への強い警戒心など、心身に問題を抱えているリスクが高いことは否めません。しかし、そのことを理解し、覚悟を決めて迎え入れれば、里親になることに特別高い障壁があるわけではないと言えます。

犬の里親になる前に備えておくべき心得

里親募集中の保護犬

里親になるためには、犬と暮らすための心得に加え、リスクの高い保護犬を迎えるための心得を備えておくことが大切です。

1.その子の生涯に責任を持つ

迎え入れた犬は、基本的にその日からあなたの家族の一員です。犬は、自分の意思で自分の行動を決められません。そのため、その子の生涯を全うさせる責任は、飼い主さんが負うことになります。

犬の平均寿命である15年以上の間、たとえ飼い主さんの身にどのような変化が起きようとも、その子が最期まで幸せに暮らせるようにする覚悟と準備をしておく必要があります。

2.5つの自由(動物福祉)を保障する

家族に迎えるということは、ただ寝る場所や食事を提供すれば良いというわけではありません。人に人らしく生きていく権利があるように、犬にも犬らしく生きていく権利があります。その権利を守るために必要とされている5つの自由(動物福祉の基本原則)を保障するのは、飼い主さんの責任です。

<5つの自由>
1.飢え・渇きからの自由
2.不快からの自由
3.痛み・負傷・病気からの自由
4.(犬)本来の行動がとれる自由
5.恐怖・抑圧からの自由

3.継続的な社会化を行う

社会化とは、犬が人間社会の中で安心して暮らせるよう、さまざまな人や動物とのコミュニケーション方法や暮らしのルールを学ばせることです。犬が最も社会化されやすい時期は生後3〜14週齢ごろだということが分かっており、この時期を社会化期と言います。

保護犬の場合、社会化期に適切な社会化トレーニングを受けられなかった犬も多いですが、その犬の性格に合わせて少しずつ、根気良く時間をかけてトレーニングを行えば、社会化できることも分かっています。諦めずに継続的な社会化トレーニングを積極的に行う覚悟があれば、保護犬にも穏やかな気持ちで過ごしてもらえるようになるでしょう。

4.家族となり居場所を作る

大切なのは、犬が飼い主さんご家族を自分の家族と感じ、安心して過ごせる居場所だと思えるようにすることです。人のちょっとした動きにも過敏に反応したり、なかなか体を触らせてくれなかったりしても、愛情を持って根気良く人に慣れてもらい、「ここが自分の家だ」と心の底から思ってもらえる努力を続けなければなりません。

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