ビタミンCが不足すると現れる症状

倦怠感や疲労感
原因不明の倦怠感や疲労感、食欲不振などの症状があるときは、ビタミンCが不足している可能性があります。食生活の偏りや乱れ、野菜や果物が摂取できていない、などの自覚があるときは、食事の全体的な量が不足していないか、見直してみることをおすすめします。
お肌のトラブル
肌が乾燥する、できものができるなど、お肌の調子が悪いと感じる時は、ビタミンCが不足している可能性があります。
ビタミンCは活性酸素が体内で増えすぎないように発生を抑えたり取り除いたりする作用や、肌の弾力を保つのに必要なコラーゲンの生成を促進します。
ビタミンCは体内に貯めておくことができないので、毎日摂取するように心掛けると良いでしょう。
筋肉や結合組織の弱化
ビタミンCが不足すると、コラーゲンの生成がうまく行われなくなり、筋肉や腱、関節などの結合組織が弱くなります。その結果、筋肉の痛みや関節のこわばり、出血しやすいなどの症状が現れることがあります。特に高齢者では、ビタミンCの不足により筋力や身体機能の低下が起こりやすくなるため、日常的に野菜や果物から十分に摂取することが大切です。
ビタミンCが不足しやすい人の特徴

ストレスが多い
ストレスを感じると、ストレスから身を守るために、コルチゾールを生成します。
コルチゾールの生成にはビタミンCを必要としますので、ストレスの多い人はビタミンCが不足しやすくなります。
食生活の偏り
新鮮な野菜や果物を十分に摂取できていないと、不足しやすくなります。
ビタミンCは水溶性のため、水に溶けやすく加熱にも弱いので、食べ方によって摂取できる量が減少することがあり、調理の方法に注意が必要です。
また、食事の全体量が少ないことも考えられますので、しっかり食事を摂ることを心掛けることも大切です。
喫煙者
喫煙者はビタミンCの消費量が増えるため、不足しやすくなります。

