
ケンドーコバヤシと呂布カルマがMCを務め、全国のトップキャストと巷のアレコレを徹底討論する“激論バラエティ”「ケンドーコバヤシのキャベリバ内閣」(毎週火曜深夜1:35-2:05、TOKYO MX)。10月21日の放送回では、ゲスト出演したお笑い芸人・三四郎の小宮浩信が、トップキャストからの猛アピールに戸惑う様子が放送された(以下、一部ネタバレを含みます)。
■“政治と野球”の話題は夜の業界でタブー?
全国のキャバクラから選出されたトップキャストたちが集結し、これまで見てきた男と女、そしてお金にまつわる議題を赤裸々に告白する同番組。
ゲストの小宮は前回の出演時に最高視聴率を更新したそうだが、「まったく手応えがない」と振り返る。そんな中、UNJOUR東京のまゆとPOSEIDON CLUB ROPPONGIのりなは「小宮さんに会えてうれしい」と喜びを爆発させ、azian clubの愛音なぎさも「小宮さん、(キャストの間で)めっちゃ人気です。みんなにエロがられてます」と明かす。意外なモテっぷりを発揮した小宮は、少し照れくさそうな様子で「受けたことのない球種」と戸惑いを見せ、笑いを誘っていた。
そんな同放送回では、夜の街から見た日本の諸問題について熱くトークを展開する企画「トップキャストが斬る!キャベリバ時事ニュース」を実施。ケンコバが「みなさんニュースとか見たりしてるんですか?」とキャストたちに質問すると、まゆは「いつも経済新聞は見てる」と返答する。しかし「意味は理解してない」と明かしたことで、スタジオは笑いに包まれた。
また、ケンコバからの「お客さんと政治の話はする?」という質問に、愛音は「政治と野球の話はNGです」と答える。この二つの話題は、下手をすれば客を怒らせてしまう可能性もあるためタブーだという。これに対し、阪神ファンのケンコバは「すみません、阪神ファンちょっとそのへん感じ悪いので…」と冗談めかして謝罪するのだった。
■人気キャバ嬢・すず、夏の猛暑について「逆に寒すぎた」と告白
さまざまなニュースが取りざたされている中で、トップキャストたちが熱い議論を展開したのは「インバウンド客増加問題」について。コロナ禍を経てインバウンドが増加し、ごみ増加や騒音トラブル、物価高騰などの問題が起きていることから、“キャバクラのインバウンド事情”について切り込んでいく。
実際に、最近はキャバクラにも外国人客が増えたそうで、りなの店には韓国人がよく来店するそうだ。韓国の客は温泉旅行にすぐ行きたがるらしく、「よく誘われる」と話すりなだったが、ここで彼女は「小宮さんと行きたい」と再びアピール。ケンコバは「グイグイくるやん!」とツッコミを入れ、小宮はまんざらでもない表情を見せていた。
また、City Groupの貴咲モエカは日本人客と外国人客を比較して、「日本人のほうが触って来る人が多い気がする」「私が出会った中では、外国の方のほうが飲み方はキレイ」などと違いを指摘。この発言に、UNJOUR東京の鈴音りんも「どさくさに紛れて肘とかで胸に触れてくる日本人もいる」と共感を示した。
そのほか、夏の猛暑で問題になった「深刻化する異常気象問題」についても議論が展開。キャストたちはどのように感じたのか気になるところだが、基本タクシー移動だというUNJOUR東京のすずは「ドアtoドアだから逆に寒すぎた」と告白。このように、時事ニュースを絡めながら繰り広げられるトップキャストならではのエピソードトークも見どころの一つとなっている。
次回、10月28日(火)の放送回では、トップキャストたちの少し変わった恋愛遍歴について根掘り葉掘り聞き出す企画「実録!歪んだ愛のかたち」をお届けする。

