■テーマは「時代を超えた出逢い」。関西最大級の蚤の市で宝探しを

本イベントの大きな特徴は、出展店舗が公募ではなく、すべて主催者からの招待によって決定されているところ。また、関西圏外からの出展も多く、旅行気分でさまざまなお店を回ることができるのも支持される理由の一つだ。今回は、担当者に開催意図や見どころについて話を聞いた。
■担当者に聞く!「Vintage Market-万博蚤の市-」の魅力と楽しみ方
――まずは、イベント開催の意図やテーマについて教えてください。
弊社が主催する「ロハスフェスタ」が20年目を迎えるにあたり、その根底にある“リユースを広めていく”という想いを形にしたのがこの「Vintage Market」です。「時代を超えた出逢い」をテーマに、経年が織りなす一点モノの魅力を、宝探しをするような気持ちで楽しんでいただくことを第一に考えています。老若男女問わず、幅広い年齢層にお越しいただいております。
――多くの方に支持されている理由は何だと思われますか?
出展いただく店舗は、物販・フードともに公募はせず、すべて私たちから招待する形で決定しています。そのため、店舗のクオリティには自信を持っており、お客様からは「楽しすぎて1日では回りきれない」というお言葉をよくいただきます。関西圏外からの出展も多く、旅行気分でいろいろなお店を回っていただけるのも魅力のひとつだと考えています。多くの方にご支持いただける理由は、店舗クオリティと店舗数、そして「徹底したイベントブランディング」にあると考えています。
――初めて参加する方へのおすすめや、巡り方のおすすめがあれば教えてください。
初めてご参加される方には、まず公式サイトやSNSで興味のある店舗を事前にチェック
しておくことをおすすめします。また、勇気を出して店主さんに「初めてです」と伝えてみ
てください。きっとおすすめの商品や、アイテムの背景にある国や時代の物語を詳しく教え
てくれるはずです。
また「旅する雑貨店matka」「BRINDLE」「nibbles」など大阪ではなかなか出合えないお店も出展しているのもお楽しみいただけると思います。



2回目より登場している古着エリアも引き続き、登場します。ヴィンテージレザーやミリタリーに強い「古着屋Gold」や、東京の「WONDRES vintage」、イベント出展はここだけという「古着屋mills」などの人気店が出そろっています。



――同時開催の「Re-Vintage JAZZ」について、その魅力や楽しみ方を教えてください。
イベントのブランドイメージや、メインターゲットである30〜50代の年齢層も考慮し、JAZZの生演奏を選びました。演奏は明るめの曲が多く、お買い物や食事をしながら心地よく楽しんでいただけます。音楽に合わせて踊っている方の姿もよく見かける、ハッピーな空間です。
――フードエリアでのイチオシメニューは何ですか?
奈良県吉野から出店する「工房やぶせ」の串こんにゃくがおすすめです。「にっぽんの宝物グランプリ世界大会2025」で準グランプリを受賞した逸品で、職人が手作りにこだわり、じっくり煮込んでいます。他にもハンドドリップの珈琲からスイーツまで、お腹も心も満たされる多彩なメニューがそろっています。

――最後に、読者へメッセージをお願いします。
出展店舗は毎回一部入れ替えを行っており、各店が新しいアイテムを買い付けているので、いつ来ても新しい発見があります。時代を超えた魅力が詰まったヴィンテージ品と、趣向を凝らしたディスプレイ、そして万博記念公園の豊かな自然が織りなす唯一無二の時間をお過ごしください。
会場では、心ゆくまで宝探しや買い物を満喫できるよう、大型家具の配送サービスや、荷物を運ぶためのリヤカーの貸し出しも実施している。また、古着エリアには試着室も用意されているので、じっくりとお気に入りの一着を選ぶことが可能だ。
時代を超えた魅力が詰まったアンティーク・ヴィンテージ品と、趣向を凝らしたディスプレイ、そして万博記念公園の豊かな自然が織りなす唯一無二の時間。この秋、あなただけの宝物を見つけに出かけてみよう。
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文=川田湖雪

