
駅員を経験した漫画家のザバックさん(@theback_blog)は、X(旧Twitter)やブログで駅員を主人公にした漫画を公開している。駅員のあるあるをテーマにした作品は、彼らの日常を垣間見ることができると人気だ。今回は、ブログに投稿された『100日後に辞める駅員さん』から、電車賃に関するクレームのエピソードを紹介するとともに、昨今の運賃改定などについて作者に話を聞いた。
■「安すぎる」…作者が語る電車賃の真実



駅で勤務するペン助は、「駅施設が古すぎる」「踏切が閉まりっぱなしだ」など、日々さまざまなクレームを受けていた。その一つに、「切符の値段が高すぎるんだよねぇ。乗るのやめようかな?」という運賃に関するクレームがあった。
ペン助はいつものように頭を下げて謝るが、「気持ちはわかるが俺に言われてもな。本社に言ってくれよ」と心の中で思っていた。
最近の電車賃の値上げについて、ザバックさんは「むしろ電車賃って安すぎませんか?」と問いかける。数百円でかなりの距離をほぼ時間通りに移動できることを考えると、安すぎると感じているようだ。また、電車賃は鉄道会社が勝手に上げられるものではなく、国の許可が必要だと聞いたことがあるという。
■予想外のクレーム…「バスに対するイライラを駅員に」
ザバックさん自身、予想外のクレームを受けた経験があるか尋ねると、「駅前に止まるバスに対するクレーム」を挙げた。かなり怒っていたその人は、バスへのイライラを駅員にぶつけてきたという。
電車の運賃は鉄道会社だけでは決められない。ザバックさんのブログやSNSには、他にも駅員の仕事や鉄道に興味がある人が楽しめる漫画が多数投稿されている。ぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:ザバック(@theback_blog)
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