SNSにもダメ出しがくる
そして、その強い信念が、ついに私の日常にも押し寄せてきました。
SNSのストーリーに、るいが楽しそうに市販のお菓子を食べている写真を上げたり、小児科で予防接種を済ませた報告をしたりすると、すぐに聡子からダイレクトメッセージが届くようになった。
最初は、「さやかちゃん、るいくんかわいいね。でも、そのお菓子、裏の成分表示見た?あれは毒だよ。大事な子どもの体に、そんなもの入れちゃダメだよ」って、ちょっと心配してくれている体裁だったんだけど、すぐにその内容はエスカレートしていきました。
昔からの友達だから、波風立てたくなくて、SNSのフォローは外せないまま。
その結果、私は毎日、るいの成長の喜びを投稿するたびに、聡子からの「指導」を待つ羽目になってしまいました。自分の選んでいる育児が、根本から否定されているみたいで、本当に困っていたんです―――。
あとがき:友情の影に潜む「正しさの強要」
昔の友達との再会は喜びでしたが、聡子さんの変貌はさやかさんの日常を蝕み始めます。自分の育児を否定される辛さに加え、さやかさんが波風を立てたくない性格であるため、問題が深刻化します。
聡子さんは悪意ではなく「るいのため」という信念で行動しているため、拒絶することが難しいのがこの状況の最大の問題です。「毒だよ」という言葉は、さやかさんの良心に突き刺さり、自己肯定感を少しずつ削っていく、序章として非常に苦しい展開です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

