夫の家族との関係は、既婚女性の誰もが一度は悩むテーマではないでしょうか。価値観の違いや、期待と現実のギャップに、時には心が疲れてしまうこともありますよね。今回は、筆者の友人のA子が体験談を聞かせてくれました。
心無い言葉に傷つく日々
結婚して数年が経っても、私たち夫婦はなかなか子宝に恵まれませんでした。
孫を切望していた義母は、会うたびに
「嫁は子どもを産むのが義務なのに、このままじゃ、あなた不良品よ?」
と、心無い言葉で私を責め立てます。
日に日にエスカレートする義母の嫌味に、私は深く傷つき、もう限界だと感じていました。
しかし、気弱な夫は困った顔をするばかりで、私をかばってくれることはありませんでした。
「不良品」発言を逆手に取る決意
夫にも頼れない。だったら、私が自分で動いて状況を変えるしかない!
私は、義母から「不良品」と言われたことを逆手に取り、やり返すことを決意しました。
数週間後、法事で親戚一同が集まったときのことです。
いつもなら台所で義母や他の女性陣と一緒に食事の準備に奔走する私ですが、その日は絶対に手伝わないと決めていました。

