「俺に子どもさえいれば出世できる」妻を殴る勘違いモラハラ夫と、追い詰められた妻の脱出劇【作者に聞く】

「俺に子どもさえいれば出世できる」妻を殴る勘違いモラハラ夫と、追い詰められた妻の脱出劇【作者に聞く】

6話P1-1

「自分が出世できないのは子どもがいないから」――。勘違いモラハラ夫に追い詰められる妻のリアルを描いた『“産めハラ”しといて自分は不倫!?~最低モラハラ夫からの脱出~』をウォーカープラスで紹介する。本作は、自分たちの体験を元にした創作漫画を投稿している二人組の漫画家、ネギマヨさん(@negimayo3)の作品だ。


■「離婚します」で読者が安心する理由
6話P1-2
6話P1-3
6話P2-1


真奈美の実家の様子が詳しく描写されたが、真奈美が育ってきた家庭は典型的な亭主関白の家で、母親が抑圧されており、真奈美も似た環境で育った。父親に嫌悪感を持っていたが、それを外に出せず、自然と自分も似たような男性と結婚してしまったという。作者は、母親の姿を見て将来の自分と重ね、真奈美が目が覚めていく様子も見てほしいと語る。

ネギマヨさんは他にも離婚にまつわる作品をSNSに投稿しており、読者からの反応について「『最後は離婚します』と宣言すると皆さんとても安心していただけます。現実では許したり、様々なしがらみで離婚できなかったりすることが多いのか、フィクションではスカッとしたいという気持ちが強いのかもしれません」と分析する。

今回は、真奈美がしっかり離婚して幸せになるため、「智樹の末路を含め、最後まで応援してください」と呼びかけた。

■「困ったときは助けてくれる」作者の家族愛

ネギマヨさんにとっての実家は、マヨさんは祖母と猫の思い出の場所だと話す。ネギさんは18歳から一人暮らしをしているため実家に帰ることは少ないが、困ったときは助けてくれる関係だという。特に兄には感謝しており、バイト先のお客さんに粘着されたときや、アパートの隣人にストーカーまがいのことをされたときも助けてくれたそうだ。
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