エルフ・荒川「かが屋はトップギャル、さや香は稲妻を落とす系ギャル」、初主催『ギャルFES』に込めた愛と“ギャルマインド”の真髄

エルフ・荒川「かが屋はトップギャル、さや香は稲妻を落とす系ギャル」、初主催『ギャルFES』に込めた愛と“ギャルマインド”の真髄

エルフ・荒川&はるが、自身が主催する『ギャルFES』について話してくれた
エルフ・荒川&はるが、自身が主催する『ギャルFES』について話してくれた / ※ザテレビジョン撮影

お笑いコンビ・エルフが主催するフェス『ギャルFES』が、11月3日に川崎・CLUB CITTAで開催される。お笑いだけでなく、OCTPATHやコレサワといった豪華アーティストも出演し、「お笑い×音楽×ギャル」という前代未聞のコンセプトが「どんなフェスになるんだ?」と話題を呼んでいる。なぜ彼女たちは、この異色のフェスを立ち上げたのか。本記事では、主催者であるエルフ荒川、はるにインタビュー取材を実施。フェス開催の経緯から、豪華出演者たちの知られざる“ギャル”な一面、そしてイベントに込めた熱い想いを語ってもらった。インタビュー中に荒川が企画のアイデアをひらめく、おもしろインタビューとなった。

■ギャルFES――「最初はボケだった」壮大な挑戦の幕開け

――まず、「ギャルFES」開催決定おめでとうございます。

荒川・はる:ありがとうございます。

――開催が決まったときの、率直な今のお気持ちはいかがですか。

荒川:なんか、「できるんかな」っていう思いはありましたけど。もともと、お笑いライブのことを「フェス」って言うのが私たちのボケの1個やったんですけど、それがほんまにギャルFES、ほんまのフェスやん!みたいな驚きはありますね。

――ボケの1個だったんですか?

荒川:初めはそうですね。普通のお笑いライブのことを「フェス」って言ったりしてたんですよ。それが本当に形になって、「ほんまにフェスやん」っていうありがたさみたいなのがあります。

――どういった経緯で「ギャルFES」は形になったんでしょうか。

荒川:自分たちでも本当にこの1年間、いろんなことでガーって動いていたので、気づいたら決まっていた、という部分が大きいんですけどね。私、自分たち以外の意思とか意見が入ってくるのが結構好きなんです。「こうしたい、ああなりたい」って強く思うタイプですけど、それ以外の、人の影響で変わっていくことも多いんだろうなって。だからお話をいただいたときに「できる・できない」じゃなくて「やってみよう」と。他人の輪廻を信じた、みたいな感じです(笑)。めっちゃポジティブ輪廻。

――はるさんはいかがですか。

はる:私はこの1個前にドッジボール大会をやらせていただいた時に、ギャルFESの話を聞いていたので、シンプルに「ギャルFESってなんなんやろ?」が本音かもしれないです。どんなことになるんだろうって。全部、荒川がやってくれてるので。

■かが屋はトップギャル、さや香は稲妻を打つ男たち!? 荒川が語る出演者たちの“ギャルマインド”

――出演者のラインナップが豪華ですが、どのように決まったのですか。

荒川:お世話になっている先輩や仲の良い後輩とか、前のイベントでスケジュールが合わなかった方にお声がけしたりとか。本当に皆さん忙しい中スケジュールを押さえてくださって、「よく集まってくれたな」という思いです。

――荒川さんはかが屋さんのことを「トップギャル」と言っておられますが…

荒川:「かが屋さんはめっちゃギャルですね!」みたいに話してて、それで仲良くなったんです。かが屋さんは、まず人の話を絶対に否定しないんですよ。超ポジティブ系ギャルですね。加賀さんに「ギャルFESお願いします」って言ったら、「荒川のギャルマインドのファンでもあるから嬉しいよ」って言ってくださって。「私も加賀さんのギャルマインドのファンやから、そんな親愛なるギャルの先輩に出ていただけたら絶対頑張らなきゃ」って思いました。

――「ギャル」が渋滞していて正直まだわからないですが…(笑)。さや香さんにもギャル要素が?

荒川:さや香さんは、どこにいてもどの場でも“稲妻を落とす系ギャル”だなって。ぐっちゃぐちゃにする日もあれば最高に盛り上げる日もあって、いい意味で、いつもみんなの印象に残るんですよ。

――蛙亭のイワクラさんはギャルに見えないのですが、荒川さん的にはいかがでしょう?

荒川:イワクラさんは、もう完璧に“信念持ってます系ギャル”ですね。

――(笑)。では、紅しょうがさんもやっぱり…?荒川さんにとってどういう存在ですか。

荒川:紅しょうがのおふたりはもう、私の“ギャルの師匠”です。地元のギャルの先輩を呼ばせていただいた、という感覚ですね。ギャルFESの話が出たらいの一番に、なんも考えずにすぐ連絡するくらいの直系の師匠ですね。

――はるさんは、その「ギャルマインド評」は理解できますか?

はる:いや、わかんないです(笑)。かが屋さんがトップギャルかどうかは、私もわかんないかもしれないですけれど、たしかに否定はせずに肯定してくれますね。

荒川:…今、ザテレビジョンさんのおかげで、ギャルFESの案がめっちゃ浮かびました!

――えっ、本当ですか!

荒川:はい、さや香の新山さんのコーナー部分なんですけど…ガチで感謝です! 1人1人の演者さんとの関係性を話しながら向き合ったら、また新しい案が思いついちゃった。ギャルFESの未来がちょっと見えました。もしエンドロールが流れるなら「Special Thanks ザテレビジョン」って入れたいくらいです(笑)。

■「ネタはなし。みんなで遊ぶ!」前代未聞のフェスの内容は?

――今回のフェスでは、出演芸人さんがネタを披露するわけではないんですね。

荒川:はい、今回はネタなしで。私たちのネタは最後にやりますが、他の皆さんはコーナーで遊ぶって感じです。ネタにしちゃうと、それだけで時間いっぱいになって終わってしまうので。いろんなコラボが見られるようにしました。

――具体的にはどういうことをする予定ですか?

荒川:みんなで歌うかもしれないし、ダンスを踊るかもしれないし、私たちが普段ライブでやっている「ギャルコーナー」をみんなでやったりもします。OCTPATHさんやコレサワさんにもコーナーに出ていただく予定です。本当に、出演者の皆さんがいるからこそできる企画にしたいと思っています。かわいい姿、全体的にみんながかわいくなればいいなあと思っています。

――(笑)。今回のテーマは「お笑い×音楽×ギャル」とのことですが、この着想はいつぐらいから?

荒川:ほんまはもっといろんな界隈の人を呼びたいって今も思っているんですけど。芸人さんをギャルにするみたいなのはやらせていただいてている中で、なんかこういう芸人とかお笑いの幅とか超えてみたいなみたいな思いはありました。

■荒川「ギャルFES“伝説の1回目”にぜひ来てください」

――これだけ「ギャル」というイメージが広がって、一番身近で見ているはるさんにとって「ギャル」とはどういうものでしょうか。

はる:私も荒川と組む前までは、見た目が派手なのがギャルかなって思ってたんですけど、どうやら違いそうやなって。それこそ、かが屋さんは「否定しない」という話がありましたが、本当にギャルの人たちって全部肯定してくれるんですよ。しかもその肯定のスピードが速い。ぱーてぃーちゃんのきょんちぃとかもそうですけど、一緒にいるとハッピーになる。そういうのがギャルなのかなって感じますね。

――では最後に、ギャルFESを楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

荒川:聖なる夜にしたいと思っています。この1回目を信じて来てくれた方は、絶対に後悔させません。手探りの中でも何かを掴もうとしている、この瞬間は二度とないので。“伝説の1回目”になると思うので、ぜひ来てください!

はる:お願いします!


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