情緒あふれる城下町で楽しむ、湖畔のアートさんぽ【滋賀県・近江八幡市】

情緒あふれる城下町で楽しむ、湖畔のアートさんぽ【滋賀県・近江八幡市】



国選定の重要伝統的建造物群保存地区も含まれる、近江八幡旧市街地

滋賀県のほぼ中央、豊臣家2代目関白・豊臣秀次によって開かれた城下町・近江八幡。国内の湖で最大面積を誇る琵琶湖の東岸に広がる地は水運に恵まれたことから、商業が発展し、近江商人の町として栄えた。そんな歴史薫る町で、国際芸術祭「BIWAKOビエンナーレ2025」が2025年11月16日(日)まで開催中。

メイン会場の近江八幡旧市街地は、近江八幡駅からバスで5分程度の距離ながら、江戸時代から明治時代に建てられた土蔵や商家、町家が残る町並みが続き、情緒たっぷり。芸術祭では、かつての醤油蔵「旧扇吉もろみ倉」をはじめ、歴史深い建造物に作品を展示。

そして「BIWAKO ビエンナーレ2025」から新たな会場に加わる長命寺エリアも見逃せない。聖徳太子が開いたという「長命寺」や、開放感あるテラス席が人気のカフェなど、琵琶湖を見渡す高台から絶景とともに作品を鑑賞できて、ここだけのアートの時間に期待が膨らむ。

近江八幡旧市街地と長命寺エリアには、よりみちスポットも点在。2エリアを巡りながら、アート鑑賞の合間に町歩きも楽しんで。



風情あふれる城下町の趣を感じて。旧市街地エリアのアート散策へ



八幡堀に寄り添うように佇む土蔵のカフェ





上/季節色豊かな週替わりランチプレート1350円は火~木限定 左下/会期中はモノクロのペンで動植物を描く村山大明の作品を展示 右下/材木商の木材置き場だったという土蔵

【アート展示会場】
地元の人々も集う、八幡堀のほとりに佇む土蔵を活用したカフェ。穏やかな空気に満ちた空間で、地元の野菜を使用したランチプレートや、豆花、季節のタルトなどのスイーツが味わえる。紅茶、中国茶、スパイスティーといったティーメニューも豊富に揃うから、ほっと和めるひと休みに。





作品展示の様子。村山大明《大山椒魚と宇宙》(2025年)

店舗データ|ティースペース茶楽(ティースペースサラク)

TEL.0748-47-7980
住所/滋賀県近江八幡市佐久間町17-1
営業時間/11:30~17:00
定休日/月・金・日
アクセス/近江八幡駅より長命寺行きバスで約5分、新町下車徒歩8分



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