あまり仲良くない同僚に呼ばれた飲み会へ行ったら……痛快なエピソードを描いた漫画がX(Twitter)に投稿され「好きすぎる!!」「強いwww」と話題を呼んでいます。記事執筆時点でポストの表示数は229万件を超え、2万7000件以上の“いいね”を獲得していましす。ねとらぼ編集部は作者のHIGO(ひご)さんに話を聞きました。
作者は、会社員をしながら漫画を描いているHIGO(ひご/@higo85)さん。ある日、あまり仲良くない同僚に飲み会へ誘われ渋々参加したときのことです。
案の定、飲み会は楽しくなく早く帰りたいと思っていたHIGOさん。すると、月に10冊程度本を読むという読書家の同僚が「ねぇ〜ひごちゃんさぁ」「本とか読むぅ?」と話しかけてきました。
いきなり話題を振られ驚きつつ、HIGOさんは「うん、読むよ!」と答えます。その回答に同僚が「本って……漫画の事じゃないよぉ」「漫画は本読んだうちに入らないからぁ」と謎のマウント。自分を上げて他人を下げる同僚にHIGOさんは「はは……漫画以外も読むよ……?」と力なく返します。
しかし、同僚は「え〜」「うそぉ〜あははは」と笑い飛ばす始末。この状況に愛想笑いで対応するHIGOさんですが……「は?」「うそぉ~じゃないよ 信じろよ 本なら何でも読むよ」「なんか凄く悪意を感じたんですけど……」と頭の中では動揺が止まりません。
同僚からの突然のマウントに「見下されてる?」「気のせい? 違うよね……」など思いを巡らせるHIGOさん。そして次の瞬間、何かが弾けて「おのれ……漫画のネタにしてやる……っ」とメラメラと心が燃え、この漫画でリベンジを成功させるのでした。ああ、スッキリ!
日常の嫌な出来事を漫画で昇華させたHIGOさん。この方法にXユーザーからは「他人からの悪意に対する怒りを見事に昇華されてて凄い」「最高の仕返しですね!」「漫画のネタパンチサイコウ!」「漫画のネタにして成仏させて偉いです、、、!」「まさかの書く側www」「タイトル伏線回収…!!」など、反響の声が寄せられていました。
「ねとらぼ」編集部はHIGOさんに話を聞きました。
――漫画は現在2万7000件いいねを集めています。反響への感想や印象に残ったコメントを教えてください
HIGOさん:私に起こった個人的な出来事に、思いがけず沢山の反響を頂きとても驚きました。 ネガティブな出来事を漫画にすることには、少し不安もあったのですが「漫画に昇華できるのは凄い!」というような温かいコメントを頂けて、本当に嬉しかったし、ホッとしました。
――嫌な出来事を“ネタにしてやる“という発想がとても痛快でした。 このように漫画で気持ちを昇華することは、日常的にも多いのでしょうか
HIGOさん:今回のように出来事そのものを漫画に描くことはあまりないのですが、ネガティブなことが日常で起こっても「辛いけど、この気持ちも漫画のネタになる!」と、前向きに捉えるようにしています。
HIGOさんのXアカウント(@higo85)ではこの他にも漫画を公開中です。
画像提供:HIGO(@higo85)さん

