猫と暮らすのに向いていない『相性の悪い動物』3選 互いに与える悪影響や思わぬトラブルの危険性まで

猫と暮らすのに向いていない『相性の悪い動物』3選 互いに与える悪影響や思わぬトラブルの危険性まで

3.金魚

舌を出しながら金魚鉢を見つめる猫

最後の3つ目は、金魚などの観賞魚です。金魚鉢や水槽のなかで優雅に泳ぐ魚たちは、何かとストレスの多い私たち人間の気持ちを和ませてくれます。ただ、猫と暮らす際には、一定の対策と注意が不可欠です。

金魚との同居生活で最も危険なのは、愛猫のイタズラです。猫は不規則的な動きに興味を持つ習性があり、水槽越しの金魚の泳ぎについつい注目してしまいます。

観賞しているだけなら良いのですが、ハンターのスイッチが入ると、とたんに金魚への「蛮行」が始まります。水槽を叩いたり、なかに手を突っ込もうとしたり、最悪の場合は、捕まえて口に入れてしまうこともあるかもしれません。

大切に育てた「ランチュウ」(別名、金魚の王様)が愛猫に捕食される場面など、飼い主さんは絶対に見たくないはずです。

猫と金魚が共生するポイントは、「水槽をフタで覆う」、「安定した土台に水槽を設置する(転倒防止のため)」、「愛猫とは別の部屋で飼う(部屋に入れない)」などの取り組みです。

ちなみに、愛猫のイタズラによって、万が一、金魚鉢や水槽が倒れてしまうと、ケガや感電事故の可能性もあります。愛猫、金魚の快適な暮らしのためにも、飼い主さんは上記の安全策を講じてみてください。

まとめ

ピンク色のネズミおもちゃに見入る子猫

猫を飼い始めると、他の動物も迎え入れたいと願う飼い主さんもいるかもしれません。

今回は、そんな飼い主さんのために、同居後のトラブルを防ぐべく、猫との暮らしに不適切な動物を3種紹介しました。

「ハムスターなどの小型げっ歯類」や「セキセイインコなどの小鳥類」は、猫の捕食対象となり、過剰なストレスを与える可能性もあるので、避けたほうが良いでしょう。

「金魚などの観賞魚」に関しては、水槽の転倒防止対策を講じたり、愛猫と別室で飼ったり、状況に応じた対策が欠かせません。

他の動物をいっしょに飼いたいと望むなら、まずは、希望する動物と猫との基本的な相性を見極めてから、選ぶようにしてみてください。

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