
波瑠と川栄李奈がW主演を務める金曜ドラマ「フェイクマミー」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)。このほど、茉海恵(川栄)が社長を務めるベンチャー企業「RAINBOWLAB」の副社長・黒木竜馬を演じる向井康二(Snow Man)にインタビューを実施。“ニセパパ”を演じることになった竜馬の役作りや、茉海恵の娘・いろはを演じる池村碧彩とのコミュニケーションなどについて語ってもらった。
■禁断の“母親なりすまし”から始まるファミリークライム・エンターテインメント
本作は、次世代を担う脚本家の発掘・育成を目的としたプロジェクト「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」の第1回で大賞を受賞した、園村三の同名作品をドラマ化。
正反対の人生を歩んできた二人の女性が、子供の未来のために“母親のなりすまし”という禁断の“フェイクマミー(ニセママ)”契約を結ぶことに。母親業のアウトソーシングから始まる、うそとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメントだ。
大手企業で順調にキャリアを築いていたものの訳あって退職し、転職活動に苦戦していた花村薫(波瑠)は、ベンチャー企業「RAINBOWLAB」の面接を受けた際、社長を務める元ヤンのシングルマザー・日高茉海恵(川栄)と出会う。
薫は茉海恵からの依頼で、名門私立・柳和学園小学校への受験を控えた茉海恵の娘・いろは(池村碧彩)の家庭教師を務めることに。そんなある日、茉海恵から「お受験の日、私の代わりに“ママ”として面接を受けてほしい」と持ち掛けられる。
もしバレてしまったら刑罰に問われる可能性があり、入学後のことも考えて断る薫だったが、やがて二人は、禁断の“フェイクマミー(ニセママ)”契約を交わすことに。そんな母娘の前にはさまざまな問題が立ちはだかっていく。
■念願のドラマポスターに登場で喜びもひとしお
――本作の設定を聞いて、どのような感想を持ちましたか?
内容を聞いた時、オリジナルドラマですごく面白そうだなと思いました。働きながら子育てすることが難しいと感じる今の時代にぴったりというか。伝えたいメッセージに軸があるドラマなので、共感してくださる方もきっと多いのかなと。
――今回が初出演というTBSドラマの印象を教えてください。
「それSnow Manにやらせて下さい」(毎週金曜夜8:00-8:54、TBS系)で、TBSに出入りする機会があるのですが、ドラマのポスターが至るところに貼ってあって。
以前、冗談半分で「いつか僕もこのポスターに載ります」と言っていたのですが、実際に自分も写っている「フェイクマミー」のポスターが貼られている光景にうれしさを感じています。

■芝居の中で格好良さを出すのは「絶賛研究中です」
――演じられる黒木竜馬はどんな役柄でしょうか?
川栄さん演じる茉海恵さんが社長を務める「RAINBOWLAB」の副社長。社長に助けられた過去から竜馬は恩を感じていて、社長を支える人生が自分の使命だと思っている人物です。実際に「RAINBOWLAB」を一緒に立ち上げて、茉海恵さんの右腕みたいなポジションを務めていますしね。
また、視野が広く、仕事もすごくできるキャラクターでもあります。話を重ねるごとに竜馬のキャラクターが徐々に変わっていくのも見どころの一つです。
――監督やプロデューサーからは「格好良く演じてほしい」とリクエストがあったそうですね。
そうですね。でも実は、格好良さの履き違いをしていて…。格好つけると言ったら、吐息多めのしゃべり方をするような感じのイメージを持っていたのですが、人としての格好良さや、社交的で、相談にも乗るような頼りがいのある感じを求められていました。
芝居で格好良さを出すのは、ちょっと難しくて絶賛研究中です。もちろんビジュアル面の格好良さも保ちたいと思います(笑)。
――副社長役ということで、立ち振る舞いなどで工夫していることはありますか?
服装や髪形が自由な「RAINBOWLAB」の中で、竜馬だけがスーツなんです。きっとそこで会社っぽさを出しているんだろうなと感じています。むしろ、竜馬のスーツ姿が浮いているような(笑)。
基本、スーツを着ているので、姿勢良くピシッと立っているのですが、気を抜くと背中が丸まってしまうので、そこは意識するようにしています。
――今回、できる男を演じますが、その雰囲気をどう出していますか?
せりふが難しいので、そういったところで仕事ができる感じを出せているのかなと思います。できる男感がある竜馬ですが、努力して、今の副社長というポジションに就いた経緯があるので、抜けているところもあったりします。
それこそ、社長と同様に元ヤンキーなので、たまにオラオラした感じが出てしまうことも。会社では基本的に敬語で話していますが、社長と二人の時に少し砕けた口調に変わって、元ヤンキーの面影を感じることができると思います。
どちらかというと、元ヤンキー感がよく出てしまう社長の姿を、社員たちにバレないようにするのが竜馬の仕事かもしれません。

■波瑠&川栄李奈の演技に「お二人のお芝居を見ていると気持ちがいい」
――波瑠さんと川栄さんの印象について教えてください。
波瑠さん、意外にしゃべる方だなと思いました。僕、人見知りで最初の方は緊張していたこともあって、どうやって何をしゃべろうかなと考えていたのですが、自然にお話してくれるので楽しいです。
川栄さんは本読みの時から結構ツッコんでくれて。しかもよく笑ってくださるので、撮影現場の雰囲気も一気に明るくなりますし、楽しい方だなという印象です。
――クランクイン前に、波瑠さんと川栄さんに食らいついていきたいというコメントをされていましたが、実際にお二人と芝居で対峙してみていかがですか?
食らいついていけているか分からないです(笑)。さまざまな作品に出ているお二人なので、NGもあまり出さないですし、勉強になることばかり。お二人のお芝居を見ていると気持ちがいいです。なので、どちらかというとお二人の背中を追っかけている感じかもしれません。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「RAINBOWLAB」での撮影は、「明るいシーンになれば」とリクエストされていることもあって、活気があって楽しい雰囲気で撮影できています。もちろん撮影の合間もよくしゃべりますし、若手社員・町田大輝役の若林時英くんとも仲良くなりました。
――茉海恵の娘・いろは役の池村碧彩さんとはどのようにコミュニケーションを取っていますか?
碧彩ちゃんがいると特に撮影現場が明るい気がします。よく一緒にしゃべりますし、しっかりしていて大人っぽいんですよ。竜馬は基本、前髪を上げているのですが、ある時、前髪を下ろす場面があり、碧彩ちゃんに「(前髪の上げ下げ)どっちがいい?」と聞いたら「分からない…」と言われました(笑)。
また「王様のブランチ」(毎週土曜朝9:30-11:45、朝11:59-昼2:00、TBS系)での番宣時に、碧彩ちゃんが僕のことを格好良いと言ってくれていてうれしかったのですが、碧彩ちゃんと一緒に出演していた波瑠さんと川栄さんが微妙な反応をしていたので、ちょっと理由を尋ねたいと思います(笑)。

■Snow Manメンバーからは「“フェイクパピー”といじられたりします(笑)」
――親交のあるダイアンの津田篤宏さんも本作に出演されていますが、何かお話はされましたか?
本読みの時に津田さんが僕の前にいたんですけど、違和感がありました(笑)。その時に「ドラマ、決まりましたね」と話をしました。津田さん節が出ていると思うので、楽しみです。
今のところ同じシーンがなくて、「フェイクマミー」の撮影現場では会えていないのですが、今後、同じシーンがあることを願っています(笑)。
――本作出演にあたって、Snow Manのメンバーから何か声をかけられましたか?
メンバーと一緒の仕事の時に、「ドラマ、どう?」というような話をしたり、“フェイクパピー”といじられたりします(笑)。はじまったら感想など言ってくれるのかなと思いますが、めめ(目黒蓮)も同じクールの日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)に出演しているので一緒に盛り上げていけたらいいなと思っています。
――最後に本作の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。
薫さんと茉海恵さんの関係性がより鮮明になりますし、お母さん同士の物語でありながら、他の軸でも動いていくストーリーがあります。「RAINBOWLAB」もその一つ。
竜馬は、社長から“ニセパパ”を頼まれました。放送スタート前に流れていた予告映像で、薫さんといろはと一緒に写真を撮るシーンが使われていましたが、その「どういうこと?」という部分が明らかになったのではないでしょうか。
竜馬自身は社長の頼みでニセパパを引き受けることになりますが、会社は大切なのであまり乗り気ではないものの協力するんです。その中で少しずつ変化していく竜馬の気持ちや、ニセパパの竜馬とニセママの薫さんとの関係の変化が生まれてくるので注目していただきたいです。
毎話サプライズが待っていると思いますので、ぜひ家族や友達と一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。


