「レジ袋有料化」は、環境問題を超えて“経営問題”
どちらも「現状維持を望む」という点では同じです。しかし将来、レジ袋が再び「無料」になるような流れが来たら、「最終利益率」がわずか数パーセントの中小スーパーや個人商店にとっては、レジ袋経費の増加が経営の命取りになりかねません。もはや「レジ袋有料化」は、環境問題を超えて“経営問題”になっているのです。
本来なら、レジ袋を有料にしなくても、みんなが当たり前にマイバッグを利用する世の中であることが理想です。
今回は、私の思いが強く出てしまいました。あなたを驚かせる点があったかもしれません。ただ、「レジ袋をどうするか?」という小さな選択の裏に、スーパーの大きな葛藤が隠れていることを、少しだけ知ってもらえたらうれしいです。

