「ちゃんとしなさい!」突然声をかけてきた見知らぬ女性→店内がざわついた理由とは?

ワンオペ育児に疲れ、生後7カ月の娘を連れてファミレスのランチをひとりで食べに行ったときのこと。娘が寝ているうちにと慌ててハンバーグをかきこんでいたら、案の定ぐずり始めました。縦抱きにしてあやしていると、離れた席から50代くらいの女性がすごい速さで走ってきて……。
私は「赤ちゃんの泣き声がうるさい! 」と怒鳴られると思い身構えたところ、眼の前に止まった女性。そして、ものすごい剣幕で「ちょっと!赤ちゃんの肌着が見えているじゃないの!女の子なんでしょう?変な人が見てるかもしれないんだから、ちゃんとしなさい!!」と大声で怒られ、肌着のところを指差しました。
てっきり泣き声のことを言われるとばかり思っていたのに、ベビー服から少しはみ出た肌着のことを言われるとは。肌着は抱っこのはずみで出てしまったと思いますが、2〜3センチほどで柄も入っていたのでそれほど肌着感はなかったように思います。ですが、ものすごい剣幕だったので、萎縮してしまい、平身低頭で謝りました。
「本当に最近の母親は!! 」と怒鳴りながら去っていきましたが、私も周りにいた人も呆然。10年以上経った今も「そこまで怒ることかな? 」と不思議でなりません。あのとき、肌着がはみ出して怒られた赤ちゃんも今は小学生。危険を回避する行動が大切なこともわかりますが、あんなに怒らなくてもな〜と子育てしながら思い出してしまいます。
著者:杉浦美希/40代 女性・主婦。小学3年と6年の姉妹を育てる母。最近、仕事復帰を考えている。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
◇ ◇ ◇
いきなり見ず知らずの人に怒鳴られると、驚いてどう対応していいか分からなくなってしまいますよね。たとえ良かれと思ってのアドバイスでも、伝え方ひとつで相手を傷つけてしまうこともあります。気になることがあっても、「気をつけてね」など、相手の気持ちに寄り添った声かけを意識したいものです。
いかがでしたか? 今回は、子連れで訪れたファミリーレストランでのエピソードをご紹介しました。ファミレスには、さまざまな人が集まります。お互いに思いやりの気持ちを持って過ごせば、家族にとっても楽しく心地よい時間になりますね。

