トマトを食べ過ぎると現れる症状

体を冷やす
トマトは冷やして食べることが多いため、胃腸の弱い方が大量に摂取すると一時的にお腹が冷えて不調を感じることがあります。症状が出た際は、体を温め安静にすると改善されます。改善が見られない場合は、内科を受診してください。
消化不良
トマトの皮には食物繊維が含まれているので、胃腸の弱い方や胃もたれしやすい方は特に注意が必要です。また、熟していないトマトにはトマチンという成分が含まれ、胃腸に刺激を与える可能性があります。十分に赤く熟したトマトを食べるのがおすすめです。症状が出た場合は、摂取を控え安静にすると良いでしょう。長く続く場合は、内科を受診すると良いでしょう。
皮膚の黄色化
トマトにはβ-カロテンが含まれていますが、含有量は比較的少ないため、トマトだけを食べ過ぎて皮膚が黄色くなることはほとんどありません。 ただし、にんじんやみかんなど、β-カロテンを多く含む食品を大量に摂取し続けると、「柑皮症(かんぴしょう)」と呼ばれる、手のひらや足の裏が黄色くなる症状が現れることがあります。これは一時的なもので、摂取を控えれば自然に改善します。 数日経っても色が戻らない場合や、他の症状を伴う場合は、念のため皮膚科を受診してください。
まれにアレルギーに似た症状が出ることがある
トマトに含まれるアセチルコリンという物質が原因で、まれに体に痒みや蕁麻疹などの症状が出ることが報告されています。食物アレルギーとは異なり、毎回症状が出るわけではあり
結石のリスク
トマトにもごくわずかにシュウ酸が含まれていますが、その量は少なく、通常の食事量で尿路結石のリスクが高まることはほとんどありません。むしろトマトには水分やカリウム、抗酸化成分が豊富に含まれており、バランスの取れた食生活の一部として摂取することで健康維持に役立ちます。過去に尿路結石を経験した方は、水分をしっかり摂ることを意識しつつ、過度な偏食を避けるようにしましょう。症状が現れた場合は、早めに泌尿器科を受診してください。
トマトの効果

血糖値の上昇を抑える
トマトは、野菜の中でも糖質が比較的少なく、血糖値を上げにくい低GI食品とされています。低GI食品は、食後の血糖値上昇を緩やかにするため、2型糖尿病の血糖コントロールにも有用と考えられています。なお、フルーツトマトは通常のトマトより糖度がやや高いものの、適量であれば糖尿病の方でも安心して食べられます。
がんのリスクの低下
トマトに含まれる栄養素には、抗酸化作用を持つものが多く含まれています。抗酸化作用には、体内で発生する活性酸素によるダメージから細胞を保護する働きがあります。活性酸素は動脈硬化を引き起こす物質を作りだし、増加することでがんの発生リスクが高まります。トマトに含まれるリコピンには、強い抗酸化作用があるため、がんの発症リスクを低減するという研究結果もあります。
コレステロール値の改善に関与
リコピンの継続的な摂取により、コレステロール値の改善に効果があると期待されています。総コレステロールとトリグリセリド値を低下させ、HDLコレステロールを増加させるという研究結果があります。
脳卒中のリスクを低減
トマトに豊富に含まれるリコピンには、脳卒中のリスクを低減することにも関与していると言われています。野菜を多く摂取、特にトマトやトマトベースの食品をよく食べていると、血中のリコピン濃度が上昇し、脳卒中のリスクが低減したという研究結果が示されています。
肌の健康を保つ
トマトには抗酸化作用があるビタミンが多く含まれています。リコピンやビタミンCは、抗酸化物質として働き、酸化ストレスを防ぎ細胞を保護するのを助けます。コラーゲンの生成や鉄分の吸収を高め、肌の健康維持に役立ちます。

