
timelesz・松島聡が演じる突然元カノから娘を預けられた接骨院経営者と、白洲迅が演じる妻と離婚し息子を引き取った漫画編集者、2人のシングルファーザーが、互いを助け合うためにルームシェアを決意し、周囲の人々を巻き込みながら、次第に成長を重ねていく新しい家族のカタチをハートフルに描くホームドラマ「パパと親父のウチご飯」(毎週土曜夜11:00‐11:30、テレビ朝日系)。10月25日(土)に第4話が放送予定で、今ならTVerで第1〜3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「パパと親父のウチご飯」を振り返ってみよう。
■第1話あらすじ
とある朝ーー晴海(白洲)の部屋では、ルームシェアする千石(松島)が娘の愛梨(棚橋乃望)、そして晴海の息子・清一郎(櫻)のための朝ご飯作りに悪戦苦闘していた。
せっかく作ったご飯もあまり手を付けないまま、慌ただしく2人を幼稚園へと送っていく千石と晴海。いくら言ってもしっかりご飯を食べない子どもたちに、2人の父親たちは頭を抱えているのだった。
そんなある日、スーパーで買い物をしていた千石は、ゆかり(蓮佛美沙子)という女性に声をかけられる。料理教室をやっているというゆかりから、「小さなお子さん向けのお料理もできますよ」と誘いを受けた千石は、さっそく晴海と連れ立って料理教室が開かれているカフェへ。野菜が苦手な子どもでもぺろっと食べられる“おうちカレー”に挑戦する。
カレーを煮込みながらカフェの内装を眺めていると、ふとここが見覚えのある場所だと思い出す千石。実はゆかりのカフェは、千石が元カノである真希(山下リオ)から「愛梨を預かってほしい」と打ち明けられた場所だった。
無事出来上がった“おうちカレー”を抱え、愛梨と清一郎を迎えにいった千石たちは、先生から「愛梨がお友だちの健(加藤大樹)を叩いてしまった」という報告を受ける。事情を聞いても話そうとしない愛梨を、思わず叱ってしまった千石だったが、その夜、清一郎に「愛梨ちゃんは悪くない。ちゃんとお話聞いてあげて…」と言われる。
ちょっぴり変わった家族の形で始まった第1話に、SNSでは「癒される」「あったかい」「聡ちゃんの初主演ドラマ…」「千石パパの笑顔はすごくいい!」「ヤンキー系シングルファーザー役って、ギャップがすごい!」などの反響の声が多数寄せられた。
■第2話あらすじ
愛梨が、幼稚園のお友だちを家に招き、パーティーをしたいと言い出す。「うちが変な家ではなく、楽しい家だとアピールするチャンス」と考え快諾した千石は、晴海と共に、美味しい料理でお友だちをもてなそうと考える。
さっそく愛梨、清一郎を連れてゆかりの料理教室を訪れた千石と晴海は、子どもたちと一緒に作るミニピザにチャレンジ。楽しくピザ作りに勤しむ中、千石は愛梨が自分のことを「パパ」や「お父さん」と呼んだことがないことに気づく。
そして迎えたパーティー当日、愛梨、てぃあら、すみれと一緒に家に向かおうとしていた清一郎は、一人ポツンと座っている健を見つける。お迎えが遅くなりそうで半泣きの健を見た清一郎は、勇気を出して、「僕んち来る?」と誘い、賑やかにパーティーがスタート。
しかし、みんなで思い思いのピザを作って楽しんでいるところに、健ママ(野村麻純)がすごい形相で迎えに現れ、強引に健を連れて帰ろうとする。
第2話では、風変わりな家族の形の背景が明らかとなり、SNSで「ママ友できてよかった!」「ほっこりして最高だった~」「お腹すいちゃうな笑」などの投稿が相次いだ。
■第3話あらすじ
日々の子育てに加え、日中は接骨院経営、と忙しく過ごす千石。子育てには何かとお金がかかることを実感し、接骨院でアルバイトを募集することに。
そこに、金髪ピアスの青年・阿久津(猪俣周杜)が面接にやってくる。明るく人当たりのいい阿久津を採用してみたものの、「ジェネレーションギャップ」という言葉では片付けられないほどの価値観の違いに戸惑う毎日。
文句を言いながらも阿久津を見守っていた千石だったが、ある日ミスを咎めたことがきっかけで阿久津は「じゃあクビでいいです」と出ていってしまう。「やっぱ人を育てるとか、向いてない」と、人を雇うことに諦め顔の千石に、晴海は何か言いたげな様子。
その週末、晴海と愛梨、清一郎と連れ立ち、千石は”師匠”である杉田(田中要次)の家へお線香をあげに向かう。杉田は、家庭の事情で荒れた毎日を過ごしていた千石を接骨院に雇い入れ、柔道整復師として育てた人物、そして彼の妻である貴美子(竹内都子)が作るハンバーグは千石にとって大好物でもあり、思い出の味でもあった。
ハンバーグを食べ、お腹いっぱいになった千石は、阿久津への思いをあらためて口に。すると、貴美子、そして晴海からも思いがけない話が語られる。
第3話では、金髪アルバイト・阿久津との関係に悩む千石の過去が描かれ、SNSで「ちょっとじーんとした」「毎週すごく大事に作られてて面白い」「目が離せないぜ!」などの声で盛り上がっていた。

