
イメージイラスト・東江茜さん作成
障がい者アートイベント「ちむぐくる(思いやる心)」実行委員会は、2026年6月6日(土)に、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで、みらい世界アート展「ちむぐくる」を開催する。
世界中の障がい者の絵が一つの巨大作品に
アート展「ちむぐくる」では、世界各国と日本の障がい者による「ちむぐくる(思いやる心)」「希望・平和・共生」をテーマにした絵画作品を集め、集まった作品を28メートル四方の一つの作品に編集して展示する。
同展の開催にあたり、NGOや実行委員会は、日本や世界各国の障がい者施設や児童保護施設等に参加を呼びかける。目標は国連加盟の193カ国。すべての国から絵を集めることは難しいため、国連の団体やNGO団体に協力を依頼する。

作品の制作に向け、沖縄で暮らす自らも障がいを持ち活躍する画家・東江茜(あがりえ あかね)さんの作品をテーマとして193のピースに分割。そのピースを参加者に1つずつ描いてもらう。1ピース、1ピースが沖縄に集まり、1,000名近いボランティアの手で、1枚の巨大な絵となる。
アート展「ちむぐくる」の目指すもの
アート展「ちむぐくる」を通じ、障がい者の祈りを一つにまとめて世界に発信すること、将来的に障がい者が自活できることを目標に作品を販売できるプラットホームを作ることを目指す。
また、アジア・太平洋戦争で戦争の惨禍に苦しんだ沖縄県民が抱く平和への願いも、同時に世界へ広げたいと願っている。
