残る違和感
Aちゃんのパパは笑って言いました。「この前、家に行かせてもらったでしょ? すごく使いやすそうで、真似させてもらったんだよ」と、悪気はなさそう。でも、私は持ち物を真似されたときとは違う、得体の知れない不気味さを感じていました。生活感や家庭の“内側”を、丸ごと模倣されたようななんともいえない居心地の悪さでした。
あのときの「ゾッとした感覚」は、プライベートな部分を無断で模倣されたように感じたからだと思います。ただ、わが家の工夫を丸ごと真似されたということは、「良い」と認められたという証拠なのかもしれません。そうだとしても、やはりひと言伝えてほしかったのが本音です。「真似させて」というひと言があれば、きっと印象は違ったのではないかと思わずにいられません。この経験を反面教師として、私も相手がどう感じるかを常に考え、丁寧な言葉選びを心がけたいと思います。
著者:新谷けご/40代女性/2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日です。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

