中川翔子(40)産後ハイペース投稿に心配の声も。めでたいがシンドイ……“産後ハイ”な友人との付き合い方まで解説!

中川翔子(40)産後ハイペース投稿に心配の声も。めでたいがシンドイ……“産後ハイ”な友人との付き合い方まで解説!

「産後ハイ」って何?なぜなるの?

 
 タレントの中川翔子さん(40)が、2025年9月30日に双子の男児を帝王切開で出産したことを発表。その直後からSNSを連日更新し、産後3日で6投稿というハイペースぶりが話題になっています。「元気な双子を無事出産しました!」「お花をもらいました」「名前が決まりました」といった報告に、祝福の声が多く寄せられる一方で、「体を休めてほしい」「無理してないか心配」といった声も目立ち始めました。この“テンション高め”な投稿、実は「産後ハイ」という状態かもしれません。

 もしも、周りに似たような人がいたら、対応に迷うものでしょう。お祝いしたい気持ちはあるけれど、あまりの元気さに少し距離を感じてしまう……。今回は、そんな“産後ハイな友人”とどう付き合っていくのが良いのかを考えていきます。

 中川翔子さんは、8月に自身のインスタグラムで「計画帝王切開で出産予定」と予告していました。そして迎えた9月30日、「9:30頃に無事、元気な双子を出産しました!」と報告。2600g超えの元気な赤ちゃんに恵まれたことをよろこぶ投稿には、自作のイラストも添えられていました。その後も「夫からお花をもらった」「名付けに悩んだけど顔を見てピンときた!」など、産後とは思えぬハイペースで投稿が続きます。その様子にファンからは「すごい生命力」「しょこたんらしくて微笑ましい」という声もある一方、「産後すぐに投稿連投…体、大丈夫?」「SNSにここまで力を注がなくても…」と、体調やメンタル面を心配する声も少なくありません。

 特に双子、帝王切開、高齢出産という“産後三重苦”を経験した彼女の投稿が「普通」とされることで、他のママたちにプレッシャーがかかるのでは、という指摘もSNSで広がっています。中川さんの状態は、典型的な産後ハイだと言えそうです。産後ハイとは、出産後のホルモンバランスや自律神経の急激な変化によって、一時的に気分が高揚する状態を指します。アドレナリンやオキシトシンといったホルモンの急増により、心が冴えたり、涙もろくなったり、眠れなくなったりすることも。「赤ちゃんがかわいすぎて眠れない」「ずっと見ていたい」といった幸福感も、その一部です。一方で、体は大きなダメージを受けているのに、テンションだけが高まって動き続けてしまい、気づかぬうちに心身が疲弊してしまうこともあります。今回の中川さんのように、イラスト付きでSNSを頻繁に更新するなど、創作意欲や情報発信欲が一気に高まるのも、産後ハイのひとつのパターンといえるでしょう。

 今回は中川さんの事例を挙げましたが、もし、友人や身近な人が「産後ハイかな?」と感じたとき、接する際には自分もそのハイなペースに巻き込まれないよう注意が必要です。ここでは、産後ハイの友人に接した際の対応について、3点お伝えします。

(1)無理に共感しすぎない
「すごいね!感動する!」と盛り上げようとしても、自分の心が追いついていないなら無理をする必要はありません。産後ハイに共感すると、ハイな当人ももっともっととアドレナリンが出てしまうかも。お祝いの気持ちは等身大サイズで十分。相手のペースに乗りすぎず、自分の心の余裕を守ることも大切にしてください。

(2)最低限のリアクションで時間と距離を置く
 産後ハイは、永遠に続くものではありません。むしろハイになった反動で、産後うつになる可能性すらあります。もし友人が産後ハイであれば、スタンプやメッセージを最低限返し、落ち着くまで待つのも1つです。リアクションさえ返しておけば、「祝福してくれている」という安心感を与えられますし、お互いがちょうどいい距離感をそこから築くことも可能です。

(3)自分と比較して落ち込まない
 産後ハイは、多幸感もあってキラキラして見えるものです。そんな姿に「同い年なのに、私は…」と比べてしまうと、必要のない自己否定に陥ることも。産後のよろこびは良くも悪くも一瞬です。また、その人の人生の一部であって、あなたの価値を測るものではありません。今のあなたの幸せは、別の形で存在しているはずです。まずは自分の人生に立ち返りましょう。

 中川翔子さんの産後投稿は、純粋なよろこびに満ちています。ただ、その明るさが、時に周囲の人を戸惑わせたり、他のママにプレッシャーを与えることもある。そんな構造に気づいておくことが、健全な距離感につながります。大切なのは“産後ハイ=迷惑”ではなく、「今は特別な状態なんだな」と認識すること。そして、自分の心を守ることも、同じくらい大事にすることです。祝福の気持ちも、ちょっとした違和感も、どちらもあなたの正直な感情です。無理にどちらかを否定せず、自分のペースで関わる。それが、長く続く大人の友情のコツなのかもしれません。

(おおしまりえ)

配信元: LASISA

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