来たる2025年10月1日から、またもや食品・飲料が一斉値上げ!そこで、トクバイニュース編集部は事前に買っておいた方が良いものをまとめてみました。ぜひ、チェックしてみて。
「また値上げ…」そんなため息が聞こえてきそうな2025年の秋。残念ながら、10月1日から、私たちの食卓に欠かせない多くの食品・飲料が一斉に値上げされます。
帝国データバンクの調査によると、その数なんと3,000品目以上(*1)。これは2025年で2番目の規模となる「値上げラッシュ」です(*2) 。
毎日飲むお茶やジュース、主食のお米、食卓の定番である納豆やヨーグルトまで、スーパーでおなじみの商品が軒並み対象となっています。
でも、落ち込むのはまだ早い!この記事では、「どの商品が、どれくらい値上がりするのか?」を、買い物目線で分かりやすくまとめました。さらに、「値上げ前にこれだけは買っておきたい!」という賢いストックリストや、家計を守るための買い物術もご紹介します。
この記事を最後まで読んで、家計の負担を少しでも軽くし、賢く「値上げの秋」を乗り切りましょう!
なぜ?相次ぐ値上げの背景をサクッと解説
「どうしてこんなに値上げが続くの?」と思いますよね。今回の値上げの主な原因は、1つではありません。
・ 原材料費の高騰:円安による輸入品の値上がりに加え、天候不順などでお米といった国内の原材料も高騰しています(*2) 。
・ 物流費の上昇:トラックドライバー不足などで、商品を運ぶコストが上がっています(*2) 。
・人件費・エネルギー費の上昇:賃上げの流れや、電気代・ガス代の上昇も、商品の価格に影響しています (*2)。
これら複数の要因が重なり、メーカーが企業努力だけではコストを吸収しきれなくなった結果、今回の広範囲な値上げにつながっているのです。
【カテゴリー別】10月1日からの主な値上げ商品リスト
ここからは、具体的にどんな商品が値上げされるのか、スーパーの売り場をイメージしながら見ていきましょう。特に影響の大きいものを中心にまとめました。
飲料(ジュース・お茶・コーヒー)
毎日飲むものだからこそ、影響は甚大。主要メーカーが軒並み値上げを発表しており、500mlペットボトル1本あたり20円程度の値上げが目安になります。
・キリンビバレッジ:「午後の紅茶」「生茶」などほぼ全商品 (214品) /値上げ率6~22%。500mlペットは180円→200円に
・アサヒ飲料:「三ツ矢サイダー」「カルピス」など約7割 (221品)/値上げ率4~25%。500mlペットは180円→200円に
・サントリー:「サントリー天然水」「クラフトボス」「伊右衛門」など (234品)/値上げ率6~25%。550ml天然水は170円→190円に
・コカ・コーラ:ほぼ全商品/値上げ幅+20~30円
・伊藤園:「お~いお茶」などドリンク・リーフ製品 (195品)/値上げ率2.4~22.2%
・ダイドードリンコ:缶・ペットボトル商品/値上げ率10~15%。「ダイドーブレンド」は140円→160円に
・UCC上島珈琲:「UCC BLACK無糖」など/値上げ率10~25%
・味の素AGF:「ブレンディ」ポーションなど (21品)/値上げ率25~35%
お米・お餅
日本の食卓の主役も、大幅な値上げとなります。特にパックごはんやお餅は、10%を超える値上げとなる商品が多く、影響は避けられません。
・サトウ食品:「サトウのごはん」「サトウの切り餅」全47商品/値上げ率11~29%
・越後製菓:「生一番切り餅」など包装餅全39商品/値上げ率15~27%
納豆・豆腐・ヨーグルト・乳製品
毎日の健康習慣に欠かせない商品も価格改定の対象に。特に「おかめ納豆」で知られるタカノフーズは、納豆・豆腐など全商品が対象です。
・タカノフーズ:「おかめ納豆」など納豆・豆腐・厚揚げ全商品/値上げ率・出荷価格10%以上
・江崎グリコ:「朝食りんごヨーグルト」「マイルドカフェオーレ」など (32品)/値上げ率・出荷価格2~10%
・森永乳業:「森永スキムミルク」「クリープ」など (8品)/値上げ率・3.0~5.1%
・東洋水産:「マルちゃん えびシュウマイ」などチルドシュウマイ3品/325円→375円 (+50円)
調味料・その他食品
焼肉のたれや即席麺など、あると便利な商品も値上げされます。
・エバラ食品:「黄金の味」シリーズなど (26品)など/値上げ率・最大15%
・東洋水産:「マルちゃん ごつ盛り ソース焼そば」など/値上げ率・出荷価格10%
・キユーピー:「やさしい献立」シリーズなど介護食 (52品)/値上げ率4~18%
・ロッテ:「モナ王」など業務用・自販機用アイス/値上げ率3.5~10.5%

